柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2011-01-01から1年間の記事一覧

「我らの望みキリスト」イザヤ9章6節

クリスマスはイエス・キリストの御降誕をお祝いする時です。イザヤは今から約2,700年前ユダヤの国今のイスラエルで預言者として活躍し、キリストの誕生を預言しました。9章6節には来るべき救い主の姿が語られています。 1,素晴らしいカウンセラーまず、第一…

「約束を信じる」ローマ4章19-25節

神様は私たちに、救いと祝福の恵みを与えて下さいます。それは信仰の父と呼ばれたアブラハムから始まっていることです。 1,現実を認めるアブラハムは、生まれ故郷を去り神の約束されたカナンの地に移り住みました。神は彼を祝福の基とされました(創世記1…

「完成をめざして」ピリピ1章4-11節

使徒パウロはローマの牢獄の中でこの手紙を書いたであろうと言われています。そして、彼はそのローマで殉教しました。彼のうちにあった思いは何であったでしょうか。 1,感謝の祈り彼は獄中にあって祈っていました。4節を見るならば、ピリピの人たちのため…

「新しい創造」ガラテヤ6章14-17節

イエス・キリストの誕生をお祝いするクリスマスが近づいていますが、神様からの最大のプレゼントは神のひとり子であるイエス・キリストが私たちを救って下さることです。 パウロは、キリストの十字架以外に誇りとするものがあってはならないと力説しました。…

「新しい人」コロサイ3章12-17節

今日はアドベント、イエス・キリストの誕生を待ち望む待降節と呼ばれる季節になりました。なぜ私たちにキリストが必要なのでしょうか。それは私たちが永遠の滅びから救われるためです。 聖書の中には罪ということばが出てきますが、罪の原因はアダムとエバが…

「主のために生きる」ローマ14章1-9節

この世で生きる私たちはお互いに意見の異なるときがあります。教会の中でも食い違いの出ることもあります。しかし、信仰にはそのちがいを乗り越えさせる力、解決があります。 1,この世での問題ローマは今でこそキリスト教の町でしたが、初めはそうではあり…

「光を輝かせる」マタイ5章14-16節

今の時代はどのような時代でしょうか。ニュースを見るときほとんどが悪いことのように思われます。このくらい時代にこそ、イエス・キリストを信じて救われた者は救いの光を輝かせるときであると思います。 1,光の源今年は電力不足で節電が奨励されています…

「天国を待ち望む」ピリピ3章20-21節

私たちがこの地上で人間として生きるためには、自分の人生の意味を考える人生観が必要であると思います。そして、人生観によって生き方は大きく変わるのではないかと思います。 1,聖書の人生観聖書は私たちに、神の存在を第一に教えます。「初めに、神が天…

「真理に生きる」2コリント13章7-8節

コリントはギリシアの地中海に面した港町でしたが、そこにも福音が伝えられました。多くの人々が救われ教会が建てられましたが問題もありました。この世の道徳的腐敗や不品行分裂分派というようなことが教会の中にも起こったのです。それを正すために、信仰…

「キリストの安らぎ」マタイ11章28-29節

日曜日は、普通休みの日です。これは聖書に起源があります。旧約聖書の中に天地創造の話があります。神様は6日間かけてすべてのものを造られました。そして、七日目を休みの日、安息日とされて、すべての働きを止めて、神様を礼拝する日とされました。それ…

「ここに愛がある」1ヨハネ4章7-12節

特別伝道礼拝 静岡県浜松真愛教会牧師:今田好一師 神がこの世にキリストを遣わされた。だから「ここに愛がある」と聖書は語る。しかし、ただ単にキリストがこの世に生まれたというのではなく、十字架に架かって死ぬために生まれて来られたのである。この十…

「キリストを宣べ伝える」使徒8章1-8節

この箇所では信仰に対する迫害のことが出ています。キリスト教と迫害は不思議な関係があると言えます。?テモテ 3:12では「 確かに、キリスト・イエスにあって敬虔に生きようと願う者はみな、迫害を受けます」と使徒パウロは弟子のテモテに手紙を書き送りまし…

「みことばを行う」ヤコブ1章19-27節

キリスト教の救いは「永遠の命が与えられる」ことだとお話ししました。そして永遠の命は信仰によって無代価で与えられるものです。私たちの肉体の命を考えて見てもある意味無償で与えられたものです。神の御言葉は私たちに生きる喜びを与えます。 1,御言葉…

「主を待ち望む信仰」1テサロニケ1章5−10節

ギリシアはかつてギリシア文明で栄えた国でした。そこにもまた福音は伝えられ、救われる人が起こされたのです。そして、教会も建てられました。ただし建物はなく、おそらく個人の家で礼拝が持たれていただろうと思います。 困難な中にも彼らには希望がありま…

「愛による生活」ローマ12章9-21節

敬老の日は他の祝日より比較的新しく、外国ではあまりないようですが、長寿国の日本には必要な祝日であると思います。とにかく老人を敬い、いたわることは大切なことです。弱者をいたわることは大切です。私たちには愛が必要です。日頃から心がけたいと思い…

「苦難の中に生きる」1ペテロ3章13-22節

9月11日はちょうど、アメリカの同時多発テロから10年そして東日本大震災から半年となります。なぜこの世には苦しみというものがあるのだろうか。それは私たちに取って大きな課題であると思います。 1,苦しみは幸いであるこの手紙は苦難の中にいるクリスチ…

「しっかりと建てる」ルカ6章46-58節

今年も早、9月となりました。暑かった夏も終わり、いよいよ収穫の秋を迎える季節になりました。今日は週報に振起日礼拝と記させていただいていますが、もう一度信仰を奮い立たせていただき、神様からの豊かな恵みに大いに預からせていただきたいと思います。…

「いのちの回復」使徒20章7-12節

このところには、小アジア(今のトルコ共和国)で伝道していたパウロの姿があります。また当時のクリスチャンたちの礼拝の姿、日曜日をどのように過ごしたかがわかります。 1,宣教の熱心ユダヤ人からクリスチャンになった人たちは当初、週の終わり安息日(今…

「恵みの回復」エレミヤ33章5-9節

3月11日日本は震災と津波により大きな被害を受けましたが、早5ヶ月が過ぎても復興が十分に成されているとは言えない状況にあります。また、原発の放射能汚染も懸念されます。回復の兆しはどこにあるのでしょうか。信仰と復興にはどのようなつながりがあ…

「平和をつくるもの」マタイ5章9-12節

日本は戦争が終わって今年66年となります。日本は平和ですが、世界の各地では今なお紛争や戦いが続いています。どうすれば世界が平和になれるでしょうか。1,神との平和平和をつくる者とありますが、この世での平和運動のことではありません。聖書では特別…

「必要は満たされる」マタイ6章31-34節

今日の聖書の箇所に「心配するな」という言葉が出てきます。人間とは心配する生き物です。ネコや犬は不思議ですけれど心配しません。 それは旧約聖書の創世記を見ると疑問が解けます。神様は人間をご自分の「かたち」に似せて造られたと聖書は言っています。…

「祝福に満たされる」マラキ3章7-12節

私たちは礼拝の中で献金をします。なぜ献金があるのかを今日は聖書の言葉を通して考えて見たいと思います。 1,神様に感謝をささげる読んでいただいた聖書の中に、十分の一という言葉が出てきます。いったい何の十分の一かというと、私たちが収入として与え…

「キリストとの出会い」使徒8章26-38節

普通日本人は、家が仏教だから自分も仏教だといいます。しかし、信仰は個人的なものであり、私たち一人ひとりの心でのとらえ方、決心にあるのです。この所にひとりのエチオピア人の救いの話しが出てきます。彼はユダヤ人ではありませんでした。しかし、イエ…

「信仰にならう」ヘブル13章7-8節

今年は柏原に福音が伝えられて、79年目を迎えます。最初にこの地で伝道されたホーア先生は決して偶然に柏原に来られたのではありませんでした。 1,神の御心に従う柏原に導かれたのは神の御心であったのです。 ホーア先生はまず祈られました。日本に来ら…

「教会の一致」使徒2章37-47節

イエス・キリストが死の中からよみがえられ、50日目に教会が誕生しました。その日に3000人が弟子にくわえられ、日々神様は救われる人を加えられました。そこに教会の一致した姿を見ることができます。 1,バプテスマによる一致今も教会で行われている、儀式(…

「宣教のまぼろし」使徒2章17-21

日本は今年、大震災と津波による大きな被害を経験しました。今なお、深刻な状況にあります。こうしたときに最も大事なのは私たちが救われると言うことです。その救いには将来があり希望があります。 1,終わりの時代の希望 終わりの日とは、まさに終末の時…

「祈りの家」マタイ21章12-14節

ここはイエス様が十字架にかけられるエルサレムに入城され、宮すなわち神の神殿に入られたときの出来事です。神殿の中庭にいた両替人や、鳩を売る者たちを追い出されました。それは、過去の出来事ではなく私たち自身が神の前でどうあるべきかを教えられるも…

「苦難の意味」詩篇119篇71節

特別礼拝 チャン・セユン牧師 通訳(イー・テウ牧師) 『苦難の意味』詩篇119篇71節 『苦しみに会ったことは、私にとってしあわせでした。 私はそれであなたのおきてを学びました。』 19年前から、毎年『日韓合同祈祷会』を開催してまいりました。 今…

「静まって神を知れ 」詩篇46篇1-11節

震災に会った方々のために祈ります。重責が果たせるように、政府のために祈ります(Iテモテ2:1)。原発がもろくも壊れ、事故の収束のためには多くの人々の犠牲が強いられる、「祈るしかない」(原子炉設計者)という事態になっています。「天災」「人災」と分析…

「命のパン」ヨハネ6章34-40節

6章の始めには、パンの奇跡のことが記されています。4つの福音書すべてにこの記事が出てきます。それほど重要なことであり、多くの目撃証言があったことがわかります。空腹になっている5,000人以上の人たちを養うのはまさに神のわざ―奇跡です。それはまた、…