柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2017-01-01から1年間の記事一覧

「主を待ち望む幸い」イザヤ30章18-19節

今年も最後の日となりました。一年を締めくくる感謝の礼拝ですが、クリスチャンにとっては最後の時と言うより希望の時と言った方が良いと思います。 イザヤの時代は、国が分裂した中にありしかも北イスラエルは滅ぼされ、やがて南ユダも滅びに向かっている状…

「神の子の特権」ヨハネ1章9-13節

クリスマスおめでとうございます。クリスマスは他に類を見ない特別なお祝いです。おそらく同じほどの規模の祭りは他にはありません。全世界で全ての人が共にお祝いする素晴らしいお祭りです。 なぜクリスマスを祝うのでしょうか。そして全世界に広まったので…

「自分のいのちを与えるために」マタイ20章25-28節

いよいよ来週はクリスマスです。イエス・キリストをお祝いする日です。なぜなら、キリストは私たちに新しいいのちを与えられ新しく生きる者とされたからです。 その原動力は十字架です。十字架によって私たちの価値観・生き方は変えられキリストの喜び恵みに…

「真の神に立ち返る」イザヤ44章9-23節

クリスマスはキリストの降誕をお祝いするときです。なぜ祝うのか、それはキリストが私たちを永遠の滅びから救ってくださるからなのです。 1,空しい偶像礼拝9節に偶像という言葉が出て来ます。それは真の神様とは対照的なものです。不思議なことですが、偶…

「救い主を求めるエレミヤ29章11-13節

今日からアドベント(待降節)、キリストの誕生を待ち望む時となります。クリスマスはクリスチャンでなくても楽しい時ではないかと思います。ごちそうを食べ、プレゼントがもらえる楽しみがあります。 さらには神様は私たちに素晴らしいプレゼントを与えてくだ…

「罪からのきよめ」1ヨハネ1章7節

来週からアドベント(待降節)クリスマスを待ち望む時となります。あちこちでもクリスマスのイルミネーションが飾られます。一つのことは、光が私たちに希望を与える象徴でもあるからです。 キリストはまさに希望の光としてこの世に来られました。弟子のヨハネ…

「いのちの刈り取り」ガラテヤ6章7-8節

11月23日は勤労感謝の日です。アメリカでは11月第四の木曜日が感謝祭となっています。1620年にイギリスから清教徒が新天地を求めて移住してきましたが、その年は飢饉と飢餓で多くの人たちが死にました。しかし、先住民がトウモロコシの種を分け与…

「神の偉大な力を知る」エペソ1章15-23節

この手紙は、ローマの獄中にいるパウロが偶像礼拝真っ只中にいるエペソのクリスチャンたちに書いた手紙です。この世はまさに信仰の戦いの中であり、如何にしてキリストを信じる者が勝利を得られるか、その秘訣をパウロは私たちにも語っています。 1,知恵と…

「人生航路」詩篇107篇23-32節

本日は、召天者合同記念礼拝ということで、召天者の写真を飾っていただきました。イエス・キリストを信じて地上の生涯を終えられた方は、今、天において真の神様を礼拝されておられます。召天者記念礼拝は、いわば地上の礼拝と天上の礼拝を繋ぐようなもので…

「恵みと信仰による救い」エペソ2章1-9節

(1)救われる前の姿「1〜3節」神と人間が離別状態に中?神の愛と憐れみ「4節」神の憐れみとは、私たちの苦しみを自分の苦しみと、受け取って下さる心の豊かさのことです。神はその愛を見える形で顕わして下さいました。神の独子であるキリストを十字架の惨た…

「あなたは尊い」イザヤ43章4節

今はいのちの軽んじられている時代ですが、神様は私たち一人一人を愛して下さっています。 私が最初に聖書の話しを聞いたとき、どうしたら罪を始末できるのか考えさせられました。人間は生きているから罪を犯す、だから死んだら罪を犯さなくなると考えました…

「幕屋に用いられる材料」出エジプト26章15-17節、26-30節

奴隷の国エジプトを出て荒れ地で過ごす中で、最も大切なことは創造主なる神と常に交わること。そのために幕屋の建設を指示された。神が臨在される幕屋には、特別に整えられた材料が必要。 1.アカシヤ材のような人。アカシヤの木は、乾燥した厳しい風土に育…

「神から生まれた者」1ヨハネ3章7-12節

今は実りの秋を迎えています。「天高く馬肥ゆる秋」と言われますが、馬だけでなく人間も肥える秋です。しかし肉体以上に、私たちが自分の心が豊かになることを願うものです。 それはまた、神の御業によって可能となってくるのです。 1,罪の問題この世では…

「主の再臨に備える」ローマ13章11-14節

先週は、国会が開かれましたが冒頭でいきなり解散となりました。そして今月国政選挙が行われますが、日本にとっても大切な選択のときであると思います。世界情勢も混沌とした状態でマタイ24:6~7の御言葉が思い起こされます。 新約聖書が書かれた1世紀の時代…

「真の強さとは」マルコ10章17-22節

イエスの前にひざまずいたこの人はたくさんの財産を持っていたとあります。ということは、彼は周りから一目置かれ、敬われる存在であったということです。彼ほどの人なら立ったままイエスを呼び止めることもできたはずです。しかし実際は、貧しい人や病人が…

「主を告げ知らせる」詩篇71篇15-20節

今日は敬老祝福礼拝の日です。老人を敬うことは人間社会においても大切なことです。誰しもが老いて、自分の弱さを経験することがあります。その時に助けが与えるなら何と幸いなことだろうかと思います。 この詩篇71篇を、ある人は人生の春夏秋冬がうたわれ…

「人の本分」伝道の書12章13-14節

いよいよ自然界は実りの秋を迎えますが、私たちの人生も充実したものであることを願います。今日は伝道者の書を開きました。伝道者とありますが、集会を招集する者、説教者という意味です。おそらくはソロモンがかいただろうと言われています。彼はイスラエ…

「主に堅く立て」

9月最初の日曜日は、ラリーデーと呼ばれています。長い間の夏休みが終わり、信仰を奮い立たせるためにアメリカで始まりました。今日も神様は変わることなく、御言葉をもって私たちを励まし強めて下さいます。1,見習う信仰パウロはかつてキリストの敵対者で…

「悔い改めて信じる」マルコ1章15節

8月も今日が最後の週となります。今年の夏は雨で始まり雨で終わる感があります。7月初めには九州北部豪雨災害がありました。また、関東や東北では記録的な長雨となりました。先週もテレビを見ていると、中国で大きな台風の災害がありました。単なる異常気象…

「試練と祝福」創世記22章9-14節

この世では多くの苦しみがあります。私たちはなぜ悩み苦しむのでしょうか。聖書を読むなら一つのはっきりとした理由がわかります。それは、人間の罪によって神との関係が破壊され祝福を失ったからです。罪によって神との関係すなわち交わりが絶たれ、心に悩…

「神との平和」ホセア6章1-3節

戦争が終わって72年経ちますがいまだその傷跡は癒やされることなく、さらには再び戦争があるのではないかという恐れもあります。本当の平和はどのようにすれば与えられるのでしょうか。 ホセアは北イスラエル王国で活躍した預言者で、ほぼイザヤと同じ年代…

「キリストに従う者」ヘブル3章4‐14節

この手紙は、1世紀後半に書かれました。ヘブル人とありますがユダヤ人のことです。旧約聖書を知っているユダヤ人も救われたのです。しかし、その当時迫害がひどく、背教するものバックスライドするものもありました。しかし、神様はもう一度主に立ち返るよ…

「十字架の信仰」ピリピ1章27-30節

ピリピの手紙は、獄中書巻と呼ばれるものです。著者のパウロはローマで伝道し、捕らえられました。しかし、その中でも彼は救いの確信に満ち、むしろ牢獄の外にいるクリスチャンたちを逆に励ましたのです。なぜなら、彼の生き様は1章21節にあるごとく、生きる…

「空しさから喜びへ」ヨハネ4章10-14節

梅雨が明けて、夏の暑い日が続きます。しかしこの暑さも植物の生育には必要なものです。そして神様はこの厳しい暑さをも乗り越える力を私たちに与えて下さいます。 重要なことは、私たちの心が満たされることではないでしょうか。ここには空しい人生を過ごし…

「キリストの大使」2コリント5章19-21節

今年は、柏原教会が創立されて85年となります。神様の救いは、エルサレムから始まり、東のはて日本にそして柏原にも伝えられてきたのです。これは神様の大いなる愛以外のなにものでもありません。 1,神との和解私たちは救われる以前、全く神様とは関係の…

「良い牧者」ヨハネ10章7-18節

聖書に羊のことがよく出て来ます。羊はイスラエルの人にとっては、生活に欠かせない家畜であり大切な財産でした。 しかし聖書に出てくる羊のたとえは、神様にとって私たちが大切な存在であるということを教えています。 1,いのちを与えるイエス様はご自分…

「心を新しくする」エペソ4章17-24節

今年も半年が過ぎ、後半に向かって行きます。神様から新しい思いを与えて頂き、前進させて頂きたいと思います。 1,キリストに似た者となるクリスチャンは、イエス・キリストを信じたらそれでおしまいかというとそうではありません。むしろそれは出発であり…

「神の和解」ローマ5章10-11節

キリスト教の救いとは、今読んでいただいた文脈でいうなら、「神との和解」です。神様との和解によって、永遠の滅びから救われ、救って下さる神様を大いに喜ぶことがキリスト教の救いである、と言えます。もし救われることができるなら、あなたの心にも神様…

「神の訓練」詩篇119篇65-72節

今日は父の日です。父の日も教会から始まりました。男手一つで子どもたちを育て成人させた後、天に召されたお父さんを記念して、特別の礼拝を捧げたのが始まりと言われています。この詩篇の記者は神様に感謝を献げています。クリスチャンの生涯とはまさに、…

「キリストのかおり」2コリント2章14-16節

今日は花の日です。お花を持って公共施設を訪問したり、病気の人をお見舞いしたりする日です。今から約160年前にアメリカの教会から始まりました。子どもたちを訓練することが第一の目的でした。今でも花を持って訪問します。 お花をもらって喜ばない人はい…