2007-12-01から1ヶ月間の記事一覧
「死に直面した人の心を最も苦しめることの一つは、『果たして自分の人生に意味があったか』という問いである」と指摘されます。それを否定的に答えるなら、恐れと失望・絶望が残るだけです。それでは、肯定的に答えることのできる「夜明けを望む道」がある…
主イエスのメッセ―ジを要約するなら、「恐れるな(ルカ2章9〜10節)」、「愛している(ヨハネ3章16節)」、「共にいる(マタイ1章23節)」に尽きます。 クリスマスの出来事に登場する人々は、何らかの形で不安や恐れを持っていました(マタイ1章20節、…
今日は、教会暦では待降節第3主日となっています。待降節が何のために定められているのかと言えば、そこには二つの意味があると思われます。 一つは、過去における神の御業を記念することであり、二つには、来るべき神の御業を信仰と希望を持って待つと言う…
「受胎告知」「処女降誕」の事実を前にしたマリヤのために、神が備えてくださったザカリヤの妻エリサベツは、『・・・信じきった人は、何と幸いなことでしょう』(45節)と祝福しています。主なる神を信じて立つところに幸いな生涯があります。1.どのよう…
人は、待つことにおいて試されます。待つことは、一つの偉大な力です。聖書中には、神が働いてくださるのを待てずに、人間的に動いて、神の祝福を得そこなった例が多く語られています。しかし、イエスのご降誕の記録は、神のみことばの約束を信じ、待ち続け…