柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2023-01-01から1年間の記事一覧

「勝利の喜び」 歴代誌 第二 20章20~22節

2023年は、コロナ感染、ウクライナやパレスチナの戦争、物価高、異常気象等様々なことがありましたが、神様が共におられ守られたことを感謝します。 今日の聖書箇所は、南ユダ王国、ヨシャファテ王の時代に、アンモン人モアブ人等が大軍を持ってイスラエルを…

「罪を赦す光」 ルカの福音書 1章77∼79節

クリスマスおめでとうございます。ご一緒にクリスマスを祝うことができ感謝します。イエス・キリストは、私たちの救い主です。様々な悩み苦しみから私たちを救い出して下さいます。 1,平和に導いて下さる 今、世界のことを考えると平和ではありません。パレ…

「信仰の本体」 コロサイ人への手紙 2章13∼17節

もうすぐクリスマスです。クリスマスはキリストの誕生を祝います。しかし多くの人はごちそうを食べ、プレゼントを交換したり楽しいときと受け止めています。それも感謝なことですが、クリスマスの本体はイエス・キリストです。キリストが私たちになして下さ…

「主は近い!」 ローマ人への手紙 13章11∼14節

今日から、アドベント(待降節)になります。クリスマスが近づいているのを感じさせられます。クリスマスを待ち望むときですが、私たちには、もう一つの大切な神様の約束があります。それは、イエス・キリストが再び私たちのところに来て下さることです。 1…

「怒りを取り除く」 エペソ人への手紙 4章26節

現代社会はストレスの時代だと言われています。いかにストレスをコントロールするかが、私たちの生活を安定させ、喜びに満ちたものになるか、カギとなります。 最近よく、パワハラという言葉を耳にします。また、ニュースにもなったりしています。政治家がパ…

「神に感謝する」 詩篇 103篇 1∼5節

今年も11 月になり急に寒くなりました。アメリカでは「感謝祭」のお祭りが行われます。イギリスから移民として渡ってきた人たちが、寒い冬を越せない。その時先住民の人たちが穀物を分け与え、そして収穫の感謝をともに献げたのが始まりと言われています。 …

「キリストに満たされる」 コロサイ人への手紙 2章8∼12節

今の時代はインターネットにより世界の情報が瞬時に伝わる時代です。また色んな情報が氾濫し何が本当か分からないことがあります。うそのニュースフェイクニュースや生成AIによる合成された偽物、様々なものに取り囲まれています。 1,この世のものに囚われ…

「神の義に生かされる」 ペテロの手紙 第一 2章24節

ペテロの手紙は、1世紀後半60年代に書かれたと言われています。宛先は小アジア―トルコに離散した異邦人のクリスチャンでした。彼らは信仰の迫害に遭っていたと思います。彼らを励ますためにペテロはこの手紙を書きました。 キリスト教のシンボルは十字架です…

「心を整えよ」 ペテロの手紙 第一 4章7∼11節

今ウクライナで、そしてパレスチナのガザで戦争が起ころうとしています。 心騒ぐような世の中にありますが、神様はペテロの手紙を通して、まず「心を整えよ」と私たちに勧められます。イエス様もマタイ24章で「戦争や戦争のうわさを聞く」「民族は民族に、国…

「豊かな実り」 マルコの福音書 4章14∼20節

季節も秋となり、豊かな実りを楽しむときとなりました。私たちの人生そして日々の生活も実り豊かなものとさせていただきたいと思います。 イエス・キリストは種まきの話をされました。それは、私たちがどのようにすれば、生活が豊かに幸せになれるかを言われ…

「へりくだる者への祝福」 ルカの福音書 19章5∼10節

ここにザアカイという人の話が出てきます。イエス様に出会い人生が変わりました。喜びに溢れる生涯となったのです。「人生は出会いで決まる」と、ある人は言いましたが私たちもイエス様に出会い、人生が喜びに変えられるのです。 1,神の前にへりくだる エリ…

「キリストにあって生活する」 コロサイ人への手紙 2章6∼7節

パウロがこの手紙を書いた一つの理由は、異端の問題、異なる教えを語る者たちが現れてきたことです。今日でも統一協会やエホバの証人などキリスト教の異端があります。 もう一度正しい信仰とは何か、今日の聖書の箇所から学びたいと思います。 1,キリスト…

「一粒の麦」 ヨハネの福音書 12章24∼26節

ヨハネ12 章には、イエス様が十字架にかけられる前のことが記されてあります。過越の祭のときであり、多くの人が集まり、ラザロをよみがえらされたイエス様を見ようと集まってきたのです。中には外国人もいました。 その時にイエス様は「一粒の麦」の話をさ…

「キリストに倣いて」 マタイの福音書 11章25∼30節

「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます」とイエスは父を賛美されました。しかし、直前の内容からいえば、ちぐはぐな感じがします。なぜならイエスはそこで大いに嘆いておられるからです。 21節に二度出てくる「ああ」と訳されている言葉はヘブライ語…

「神に希望を持つ」 テモテへの手紙 第一 6章17∼19節

今日は召天者合同記念礼拝ということで、先に天国に召された方々を偲び、ご家族の皆様にも出席していただき感謝です。天国に召された方々は死んで滅んだのではなく、そのたましいは天に移され、天国において礼拝を献げておられます。 私たちは今、地上にあっ…

「苦闘から確信へ」 コロサイ人への手紙 2章1∼5節

2章1節に出てくるラオディキア、そしてこの手紙の宛先コロサイは小アジア今のトルコ共和国にあった交通の要所として栄えた町です。 そこにもイエス・キリストの救いが伝えられ、教会が建てられました。しかし、そこに間違った教えが入り混乱していることを聞…

「十字架のいやし」 イザヤ書 53章4~5節

今日は振起日礼拝です。アメリカで9月の初めに「Rally Day」ラリーディと呼ばれる礼拝が教会学校で持たれました。長い夏休みが終わり収穫の秋を迎える、私たちの信仰をもう一度神様によって「回復」させていただき奮い立たせていただく大切な礼拝です。 私た…

「良い牧者である主イエス」 ヨハネの福音書 10章1~18節

私たちの救い主である主イエス・キリストは、良い牧者であり、羊たちの門です。 (参照:詩篇23編、エレミヤ3章14−18、エゼキエル34章11−14節、ルカ15章4−7節)。 1、良い牧者である主イエスと偽者の警戒 まず、偽者(盗人、強盗)を警告…

「新しいいのちに生きる」 ローマ人への手紙 6章1∼4節

私たちはイエス・キリストを信じて救われたと証しします。その時にバプテスマ 洗礼 を受けたと言います。洗礼は信仰告白の印として水のバプテスマを受けます。 バプテスマ自身に私たちを変える力はありませんが、イエス・キリストにつながることによって私た…

「キリストー栄光の望み」 コロサイ人への手紙 1章24∼29節

毎日暑い日が続いています。神様からの御力をいただいて暑さを乗り切っていきたいと思います。 パウロほど苦しみを受けながらもキリストの救いを伝えた人は他にいないと思います。苦しみを乗り越えてさらに喜びを表すことができるなら幸いです。 1,身をもっ…

「たましいに安らぎを」 コリント人への手紙 第一 11章29節

徳川家康は全国を平定して江戸時代を築いた人物ですが彼の人生訓は「人の一生は重荷を負って遠き道を行くが如し」とあります。なかなかまねのできることではありません。 それとは対照的にイエス・キリストは「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしの…

「いのちの水の川」 詩篇 46篇4∼7節

連日猛暑が続いています。熱中症にならないように気をつけなければなりません。水分補給が大切です。体に水が必要なように、私たちの魂・心にもいのちの水は必要です。 イエス様はサマリヤに行かれたとき一人の女性と話をしました。井戸の傍らで「この水を飲…

「空しさからの解放」 ヨハネの黙示録 3章20節

いよいよ梅雨が明けて夏本番となりました。私たちの心も暑さを別にして、曇ってジメジメしている、うっとうしさを感じるよりもカラッと晴れた夏空のような爽やかさを与えていただきたいと思います。 「灰色のような心も、青空のように澄み渡った空に変わるこ…

「キリストの上に据えられる」 コリント人への手紙 第一 3章10∼17節

柏原教会は今年で創立91年目を迎えました。今日に至るまで神様は柏原教会を祝福し、豊かな恵みを持って導いてこられました。神様に感謝をささげると共に新たなる信仰の道を進み行きたいと思います。 1,キリストが土台 パウロは神の恵みによって土台を据えた…

「十字架の福音」 コロサイ人への手紙 1章21∼23節

パウロはコロサイにいるクリスチャンに手紙を書きました。それは正しい信仰が彼らの心に根付くようにとの思いからです。正しい信仰とはキリストの十字架によってのみ私たちは救われるということです。 1,神から離れていた かつての私たちは21章に出てくるよ…

「主が光となる」 イザヤ書 60章19∼22節

今日は旧約聖書イザヤ書からのメッセージです。イザヤ書の一つの特徴は救い主キリストの預言です。9章には救い主の誕生のことが語られています。ここでは「光であるキリスト」のことが語られています。 1,太陽にまさる光 19節には、「太陽は昼の光とならず…

「罪を思い出さない」 イザヤ書 43章25節

キリスト教の一つの特徴は、愛ではないかと思います。イエス・キリストは、「わたしがあなた方を愛したように、互いに愛し合いなさい」と言われました。この愛があれば、争いは起こらないし、喧嘩をしても仲直りができるのではないかと思います。 1,相手を…

「神への悔い改め」 使徒の働き 17章25∼31節

今日は父の日です。父の日はアメリカで始まりました。一人の夫人が教会の礼拝で母の日の由来を聞いたときに、自分のお父さんは南北戦争で九死に一生を得て帰って来た。けれどもその時、お母さんは過労で倒れ、男手一つで6人の子どもを育ててくれた。その感謝…

「教会のかしら」 コロサイ人への手紙 1章18∼20節

今日は花の日です。アメリカのマサチューセッツの教会から始まりました。子ども達が教会につながるように牧師先生が特別なプログラムを作り神様に感謝をささげ、その後、花を持って訪問し奉仕の喜びを体験することが始まりでした。日本の教会でも今日行われ…

「ペンテコステの約束」 ヨエル書 2章25∼32節

先週はペンテコステの日でした。その日に神様は約束されていた、助け主御聖霊が弟子たちに降り、彼らは大胆にキリストの救いを伝えたのです。 これは偶然に起こったことではなく、今から2800年前に預言者ヨエルを通して知らされた神様の約束でした。 1,回復…