柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「涙を拭い取られる神」 イザヤ書 25章8~9節

愛する者との死別は言葉にできない痛みや寂しさをもたらします。 1.神の慰め しかし聖書には、全能の神が「永久に死を呑み込まれ」「すべての顔から涙を拭い取る」と約束されています。 神は私たちの涙を無視せず、一人ひとりの悲しみに寄り添ってくださるお方…

「聖なる者とされる」コリント人への手紙 第一 6章1~11節

聖書は「仲間同士で解決できず、裁判に至ること」は悲しむべきことであり、互いに訴え合うこと自体が敗北だと指摘します。 第一に、愛とは損を受け入れることです。 キリストは「ののしられても、ののしり返さず、正しく裁かれる方にお任せになった」(一ペ…

「信仰に堅く立つ」コリント人への手紙 第一 16章13~14節

私たちは不安や孤独に襲われる時があります。パウロは、信仰者が心を強く保つための三つの大切なことを語っています。 1,「目を覚まし、信仰に堅く立つ」 目を覚ますとは、この世の価値観や時代の流れに流されず、神様の約束と恵みを忘れないことです。私た…

「信仰による救い」 創世記 15章5~6節

聖書ではいろいろな場面で「救い」という言葉を使いますが、もっとも大切な「救い」は罪の滅びからの救いです。しかもそれは、「信仰による救い」であることを約束しています。 主なる神はアブラムの信仰を見て、彼を義と認められました(6節)。信仰が大切で…

「渇きをいやされる主」ヨハネの福音書 4章13~15節

真昼の熱い盛りに水を汲みに来たサマリアの女性は、不道徳と見なされ社会や人間関係から疎外されていました。彼女は愛情や世の楽しみに心の満たしを求め続けましたが、それらは一時的であり、心の奥底にある「たましいの渇き」が満たされることはありません…

「御霊によるきよめ」コリント人への手紙 第一 6章8~11節

この世の現実は、少しでも自分の利益になることを求める傾向があります。聖書には不正な升の例があり、仕入れには大きな升、売るときには小さな升を使うという不正が行われていました。 パウロは「あなた自身が不正を行い、だまし取っています」と語り、神の…

「溢れ流れる水」ヨハネの福音書 7章37~39節

猛暑の季節、私たちは喉の渇き以上に心の渇きを覚えます。聖書は、イエス様が約束された「いのちの水」御聖霊が、心の奥底の痛みや悲しみ、誰にも言えない傷を癒やす方だと語ります。渇いた心に御聖霊が臨まれるとき、力が与えられ、心は新しくされ、生きる…

「キリストの代理」 コリント人への手紙 第二 5章17~21節

人間関係の気まずさや失敗による苦しみを、神は喜びに変えてくださいます。聖書に基づき、私たちが新しく変えられるプロセスには3つの段階があります。 第一に「新しく造られる」ことです。 神を信頼しキリストを信じる時、私たちの心はリフォームされ、過去…

「神から出る愛」 ヨハネの手紙 第一 4章7~8節

人間関係の中で「愛そう」と努めるあまり、疲れて見返りを求めてしまうのは、「自家発電」の自分の力だけで愛そうとすることが原因です。 聖書は、愛とは努力して作り出すものではなく、「神から出るもの」である、と教えています。 神の愛とは、不完全な存…

「苦しみの解決」 コリント人への手紙 第一 6章1~7節

私たちに最もつらいのは、親しい人との争いです。家族や教会で対立が起こると、心は深く傷つきます。解決はあるのでしょうか。 第一に、自分自身を知る ことです。 クリスチャンはキリストの十字架によって赦され、神の子とされた聖徒です。裁く権威はキリス…

「イエスの御力」 ルカの福音書 5章17~20節

中風の人は、イエス様が神の力によって病を癒やしておられると聞き、友人たちと共に救いを求めて来ました。しかし家は人であふれ入れません。そこで友人たちは屋根をはがし、病人をつり下ろしたのです。叱責や弁償の覚悟もあったはずですが、彼らは友を深く…

「背負って下さる神」イザヤ書 63章8~9節

聖書が示す救い主キリストは、私たちの人生の重荷を一緒に担い、ともに歩んでくださる方です。 1,一緒に苦しまれる キリストは悲しむ者と共に悲しみ、喜ぶ者と一緒に喜ばれる方です。姦淫の罪を犯した女性を周囲の非難から守り、決して責めなかったように、…

「聖霊によって生かされる」 ローマ人への手紙 8章6~11節

便利なスマホも電気がなければ働かないように、私たちの信仰も自力で頑張ろうとすると心がバッテリー切れになります。 聖書は「肉の思い」と「御霊の思い」を対比します。肉とは神を必要とせず自分の力で解決しようとする姿勢で、その行き着く先はストレスや…

「内側の悪を取り除く」 コリント人への手紙 第一 5章9~13節

コリントの教会は、世俗の悪に染まり、淫らな行為や貪欲、偶像崇拝などの罪に満ちていました。さらにそれらが「寛容」の名のもとに放置され、神ではなく人間の指導者に解決を求めた結果、教会は分裂状態でした。 この世は人間の背信によって罪がはびこり、滅…

「神の愛を知る」ヨハネの手紙 第一 4章7~10節

私たちは「愛」ということばを日常で使います。しかしどのように愛しているでしょうか。 1,人間の愛 人間の愛には条件があり、相手の態度や自分の感情によって変化してしまうという限界があります。私たちはそのような条件付きの愛に心をすり減らし、魂を渇…

「神の与える幸い」 詩篇 128篇1~4節

聖書が教える「幸い」とは、世俗的な偶然の幸福 (ハピネス)ではなく、全能の神によって約束された必然的で絶対的な「祝福」です。この祝福に与かるための核心は「主を畏れること」にあります。それは単なる恐怖心ではなく、神の偉大さを認めて敬意を払い、礼…

「聖霊の降臨」 使徒の働き 2章1~8節

本日は、教会の誕生を記念するペンテコステ(聖霊降臨日)です。復活したイエス様が天に帰られた後、不安の中にいた弟子たちに助け主である「聖霊」が臨み、彼らは力を受けて大胆に救いを語り出しました。 1.聖霊に満たされる 五旬節の日、弟子たちは共に集…

「立ち返って生きよ」エゼキエル書 18章21~32節

日本は治安が良い一方で、一度つまずくと立ち直りにくい社会だと言われています。 私は牧師として、また保護司として犯罪者の更生に関わっていますが、令和3年の犯罪白書では出所者の再犯率は49.1%に達します。就労困難や偏見が背景にあるのです。また、不…

「古いパン種を除く」 コリント人への手紙 第一 5章1~7節

使徒パウロは私たちの内にある「古いパン種」すなわち罪を取り除き、キリストにある誠実さと真実に生きるよう勧めます。 1. 内住の罪の恐ろしさと無関心 当時のコリントは不道徳な風潮が強く、教会内でも目に余る不品行が起きていました。深刻なのは、教会が…

「神からの報い」 マタイの福音書 6章1~4節

人に親切にすることは善いことですが、「人に見せるためにしないように」とあります。神から真の報いを受けるにはどうしたら良いでしょうか。 第一に、「誰のために行うのか」が重要です。人間には「承認欲求」がありますが、人からの評価は移ろいやすく、永…

「目標を見いだす」マタイの福音書 6章33節

変化の激しい現代、多くの若者は「何をするか(Doing)」、すなわち高収入や良い職を追い求めますが、競争社会の現実に直面して挫折することも少なくありません。大切なのは、何かを成し遂げる前に、まず自分は「どうあるべきか(Being)」という生き方の根…

「見ないで信じる幸い」ヨハネの福音書 20章24~29節

キリストの復活は、現代も20億人以上の信仰を支える大きな希望です。しかし、弟子の一人トマスは「見なければ信じない」と疑いました。彼は決して不信仰だったわけではありません。かつて「主と一緒に死のう」と覚悟を決めた彼だからこそ、復活という事実を…

「神の力」コリント人への手紙 第一 4章19~21節

教会とはキリストによって招集された者の集まりですが、人間には神から離れ、自己の正しさを主張し、高ぶる弱さがあります。 パウロがパウロが手紙を送ったコリントの教会でも、知識や言葉に頼る「思い上がり」高慢から分裂が生じていました。 1,形ばかりの…

「生きる希望」ペテロの手紙 第一 1章3節

1,事実に基づく「生ける希望」 キリスト教が説く希望は、単なるポジティブ・シンキングではなく、歴史的事実である。イエス・キリストの十字架と復活に根ざしています。 復活がなければキリスト教は今日まで存続しておらず、世界人口の30%を超える人々が信じ…

「救いの道」ヨハネの福音書 14章6節

私たちの人生において、自らの経験や勘だけを頼りに進むべき道を決めることには限界があります。さらに、私たちは時として目的を見失い、孤独や過ちに苦しみます。 聖書は、その迷いの根本的な原因は、人間を造られた神から離れていることにあると説いていま…

「神の子の希望」 ローマ人への手紙 8章18~21節

この世は物価高騰や紛争といった苦難に直面していまが、私たちにはこの世の限界を超えた「将来の栄光」すなわち天国の希望があります。私たちの希望は現世の利益に留まるものではなく、永遠へと続く神の約束に根ざしているのです。 1. 人間の限界と被造物の…

「栄光の回復」 イザヤ書 58章6~9節

1. 形式的な信仰から愛の実践へ アッシリアの脅威にさらされていたイスラエルの人々は断食を行っていました。 しかし、それは自己の利益や勝利のみを願う形式的なものでした。 神が求められるのは、自己満足の信仰ではなく、神と人を愛する具体的な歩みです…

「キリストに倣う者となる」 コリント人への手紙 第一 4章14~18節

パウロはコリントの教会の人々を「愛する子ども」と呼び、福音によって彼らを「生んだ」と語りました。そこには、ユダヤ人からの激しい迫害に耐え、主の励ましの中で御言葉を語り続けた一年半にわたる産みの苦しみがありました。 かつて律法学者として空虚な…

「実を結ぶ心」ルカの福音書 8章11~15節

1,豊かに実を結ばない三つの原因 みことばを聞いても実を結ばない心の状態には三つの型があります。 第一は「道ばた」のような頑なな心です。みことばを拒絶するため、悪魔にそれを取り去られてしまいます。 第二は「岩地」のような根の浅い心です。最初は…

「神の前にへりくだる」 コリント人への手紙 第一 4章6~13節

コリントの教会の問題は「仲間割れ」でした。根本的な問題は、一人ひとりの心にある「高慢」です。彼らは「自分は正しく、相手が間違っている」と思い込み、互いに裁き合っていました。パウロはこれを戒め、「書かれていることを超えない」、すなわち聖書、神…