柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「キリストに倣いて」 マタイの福音書 11章25∼30節

「天地の主である父よ、あなたをほめたたえます」とイエスは父を賛美されました。しかし、直前の内容からいえば、ちぐはぐな感じがします。なぜならイエスはそこで大いに嘆いておられるからです。 21節に二度出てくる「ああ」と訳されている言葉はヘブライ語…

「神に希望を持つ」 テモテへの手紙 第一 6章17∼19節

今日は召天者合同記念礼拝ということで、先に天国に召された方々を偲び、ご家族の皆様にも出席していただき感謝です。天国に召された方々は死んで滅んだのではなく、そのたましいは天に移され、天国において礼拝を献げておられます。 私たちは今、地上にあっ…

「苦闘から確信へ」 コロサイ人への手紙 2章1∼5節

2章1節に出てくるラオディキア、そしてこの手紙の宛先コロサイは小アジア今のトルコ共和国にあった交通の要所として栄えた町です。 そこにもイエス・キリストの救いが伝えられ、教会が建てられました。しかし、そこに間違った教えが入り混乱していることを聞…

「十字架のいやし」 イザヤ書 53章4~5節

今日は振起日礼拝です。アメリカで9月の初めに「Rally Day」ラリーディと呼ばれる礼拝が教会学校で持たれました。長い夏休みが終わり収穫の秋を迎える、私たちの信仰をもう一度神様によって「回復」させていただき奮い立たせていただく大切な礼拝です。 私た…

「良い牧者である主イエス」 ヨハネの福音書 10章1~18節

私たちの救い主である主イエス・キリストは、良い牧者であり、羊たちの門です。 (参照:詩篇23編、エレミヤ3章14−18、エゼキエル34章11−14節、ルカ15章4−7節)。 1、良い牧者である主イエスと偽者の警戒 まず、偽者(盗人、強盗)を警告…

「新しいいのちに生きる」 ローマ人への手紙 6章1∼4節

私たちはイエス・キリストを信じて救われたと証しします。その時にバプテスマ 洗礼 を受けたと言います。洗礼は信仰告白の印として水のバプテスマを受けます。 バプテスマ自身に私たちを変える力はありませんが、イエス・キリストにつながることによって私た…

「キリストー栄光の望み」 コロサイ人への手紙 1章24∼29節

毎日暑い日が続いています。神様からの御力をいただいて暑さを乗り切っていきたいと思います。 パウロほど苦しみを受けながらもキリストの救いを伝えた人は他にいないと思います。苦しみを乗り越えてさらに喜びを表すことができるなら幸いです。 1,身をもっ…

「たましいに安らぎを」 コリント人への手紙 第一 11章29節

徳川家康は全国を平定して江戸時代を築いた人物ですが彼の人生訓は「人の一生は重荷を負って遠き道を行くが如し」とあります。なかなかまねのできることではありません。 それとは対照的にイエス・キリストは「すべて疲れた人、重荷を負っている人はわたしの…

「いのちの水の川」 詩篇 46篇4∼7節

連日猛暑が続いています。熱中症にならないように気をつけなければなりません。水分補給が大切です。体に水が必要なように、私たちの魂・心にもいのちの水は必要です。 イエス様はサマリヤに行かれたとき一人の女性と話をしました。井戸の傍らで「この水を飲…

「空しさからの解放」 ヨハネの黙示録 3章20節

いよいよ梅雨が明けて夏本番となりました。私たちの心も暑さを別にして、曇ってジメジメしている、うっとうしさを感じるよりもカラッと晴れた夏空のような爽やかさを与えていただきたいと思います。 「灰色のような心も、青空のように澄み渡った空に変わるこ…

「キリストの上に据えられる」 コリント人への手紙 第一 3章10∼17節

柏原教会は今年で創立91年目を迎えました。今日に至るまで神様は柏原教会を祝福し、豊かな恵みを持って導いてこられました。神様に感謝をささげると共に新たなる信仰の道を進み行きたいと思います。 1,キリストが土台 パウロは神の恵みによって土台を据えた…

「十字架の福音」 コロサイ人への手紙 1章21∼23節

パウロはコロサイにいるクリスチャンに手紙を書きました。それは正しい信仰が彼らの心に根付くようにとの思いからです。正しい信仰とはキリストの十字架によってのみ私たちは救われるということです。 1,神から離れていた かつての私たちは21章に出てくるよ…

「主が光となる」 イザヤ書 60章19∼22節

今日は旧約聖書イザヤ書からのメッセージです。イザヤ書の一つの特徴は救い主キリストの預言です。9章には救い主の誕生のことが語られています。ここでは「光であるキリスト」のことが語られています。 1,太陽にまさる光 19節には、「太陽は昼の光とならず…

「罪を思い出さない」 イザヤ書 43章25節

キリスト教の一つの特徴は、愛ではないかと思います。イエス・キリストは、「わたしがあなた方を愛したように、互いに愛し合いなさい」と言われました。この愛があれば、争いは起こらないし、喧嘩をしても仲直りができるのではないかと思います。 1,相手を…

「神への悔い改め」 使徒の働き 17章25∼31節

今日は父の日です。父の日はアメリカで始まりました。一人の夫人が教会の礼拝で母の日の由来を聞いたときに、自分のお父さんは南北戦争で九死に一生を得て帰って来た。けれどもその時、お母さんは過労で倒れ、男手一つで6人の子どもを育ててくれた。その感謝…

「教会のかしら」 コロサイ人への手紙 1章18∼20節

今日は花の日です。アメリカのマサチューセッツの教会から始まりました。子ども達が教会につながるように牧師先生が特別なプログラムを作り神様に感謝をささげ、その後、花を持って訪問し奉仕の喜びを体験することが始まりでした。日本の教会でも今日行われ…

「ペンテコステの約束」 ヨエル書 2章25∼32節

先週はペンテコステの日でした。その日に神様は約束されていた、助け主御聖霊が弟子たちに降り、彼らは大胆にキリストの救いを伝えたのです。 これは偶然に起こったことではなく、今から2800年前に預言者ヨエルを通して知らされた神様の約束でした。 1,回復…

「ペンテコステの喜び」 使徒の働き 2章25∼28節

今日はペンテコステの日です。日本語では五旬節と言っています。キリストが復活されて50日と言うことですが、元々は大麦の収穫祭でした。しかし、キリストが死からよみがえられて永遠のいのちを与えて下さる。これは私たちにとって大きな収穫です。 いのちほ…

「キリストの証人となる」 ルカの福音書 24章45∼49節

イエス様は復活され、弟子たちと共に40日間おられました。その間 、何をされていたのでしょうか。それは、聖書を教えることでした。なぜ、聖書を教えることが重要なのか。 それは、 「言葉は残る」と言うことです。今のように、声は残りませんでした。けれども…

「万物の創造主」 コロサイ人への手紙 1章15∼17節

今日は母の日です。アメリカ、フィラデルフィアの教会でジャービス夫人が子ども達に聖書のことばを教えていました。「あなたの父と母を敬え、と聖書にあります。あなたはどうしますか 」と尋ねましたが、子ども達は答えませんでした。その中に娘のアンナがい…

「あなたは信じるか」 ヨハネの福音書 11章17∼27節

キリストが死からよみがえられたのは、私たちにとって大きな希望です。「人類の最大の敵は死である」と言われますが、キリストはその死に勝利され、私たちに永遠のいのちを与えてくださいます。 1,人間の希望 ベタニアの村にイエス様と親しくしていた兄弟…

「世の終わりまで共におられる」 マタイの福音書 28章16∼20節

イエス様は復活されて後、40日間弟子たちと共におられました。そして弟子たちに大切なことを約束されたのです。それは「いつもあなたがたとともにいます」と言うことです。 イエス様がお生まれになったとき、御使いは「その名はインマヌエル―神我らと共にい…

「キリストは生きておられる」 ルカの福音書 24章5∼6節

キリスト教には二つの大きなお祭りがあります。 一つは、イエス・キリストの誕生をお祝いするクリスマスです。 そしてもう一つは、イエス・キリストが死からよみがえられたイースターです。 特に重要なのは、キリストが死からよみがえられたことです。他の宗…

「神のみこころに歩む」 コロサイ人への手紙 1章9∼14節

パウロはコロサイにいるクリスチャンたちが、信仰に燃え愛に富み、希望に溢れている様子を聞き嬉しく思いました。しかし、彼はそれで満足したのではありません。 さらに彼は、コロサイのクリスチャンたちのために神に祈り求めました。何を祈ったのでしょうか…

「復活の福音」 コリント人への手紙 第一 15章3∼11節

イースターおめでとうございます。 キリストが死からよみがえられた、復活を記念するお祭りです。教会学校で、イースターエッグを配るところもあります。新しいいのちを象徴するものです。イエス・キリストがよみがえられたのは、私たちの救いのためでした。…

「ペテロの試み」 ルカの福音書 22章31∼34節

今日は、教会のカレンダーではシュロの日となっています。それは、イエス・キリストがロバの子の背中に乗ってエルサレムに入ってこられたとき、人々は棕櫚の葉を敷いて歓迎したのです。しかしここからキリストが十字架にかけられる受難週が始まります。 そし…

「倒れても起き上がる」 エレミヤ書 8章4節

ことわざに「七転び八起き」と言う言葉があります。一説には仏教から来ていると言われますが、私は聖書から来ていると思います。 箴言24:16に「正しい人は七度倒れても、また起き上がり、悪しき者はわざわいでつまずくからだ。」とあります。起き上がり小法…

「あわれみを与える神」 イザヤ書 30章15∼18節

今日は、召天者合同記念礼拝です。天にお召されになった方々を偲びつつ私たちに永遠のいのちを与え、天に希望を持たせてくださる方に目を向けさせていただきたいと思います。 イザヤは2750年ほど前のユダヤの預言者でした。イスラエルの国は今も小さく四国ほ…

「神に感謝す」コロサイ人への手紙 1章3∼8節

この手紙を書いたパウロは、コロサイのクリスチャンには会ったことはなかったかもしれませんが、彼はローマの獄中にあったとき彼らのために祈っていました。私が英国に行ったとき、ある地方の町でクリスチャンの有志の祈り会があり、そこでは日本の田舎町に…

「心の明かり」ルカの福音書 11章33∼36節

私たちを取り巻いているこの世には、暗いニュースが多いのですが、その解決は外側よりも私たちの内側が問題なのではないでしょうか。35節には「自分のうちの光が闇にならないように気をつけなさい。」と勧めがあります。 この世は確かに暗いニュースが多いの…