柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2022-01-01から1年間の記事一覧

「感謝から希望へ」 詩篇 103篇 1∼5節

今日は12月25日クリスマスの日ですが、2022年最期の日曜日、締めくくりの礼拝となります。 1,神様に感謝をささげる 1年を締めくくるに当たり、私たちが神様にできることはなんでしょうか。それは感謝をささげることではないでしょうか。 この1年様々なこと…

「全ての人への喜び」 ルカの福音書 2章8∼20節

クリスマスおめでとうございます。皆様と共に、救い主イエス・キリストの御降誕をお祝いできることを感謝します。クリスマスの喜びは全世界に、そして全ての人に今日も伝えられています。それは「あなた方のために救い主がお生まれになりました」というクリ…

「万事、祈り」 エペソ人への手紙 6章18~20節

年末も押し迫り、慌ただしい時となっています。こんな時にこそ神様の守りの中に自らを委ねて行きたいと願わされます。 パウロはこの世での戦いは、人との戦いではなく悪魔との戦いであるといいました。目に見えない者との戦いであり、悪魔の試みや誘惑が多く…

「わたしはあなたを愛する」 イザヤ書 43章1~4節

今日から12月です。もうすぐクリスマスです。プレゼントをもらったりごちそうを食べたり楽しいときです。しかし一番素晴らしいことは、「わたしはあなたを愛している」これがクリスマスの中心的なメッセージです。 1,わたしは贖う 「贖い」とは難しいこと…

「人手不足のカギは十字架にある」 マタイの福音書 20章17~28節

イエス様と弟子たちは過越の祭を守るためにエルサレムに向かっています。 この道を上り、エルサレムに着くと十字架の受難がイエス様を待っています。今の場所はエリコで、エリコからエルサレムに上る道の入り口にはヘロデの冬の宮殿があります。また、行き先…

「神に近づく」へブル人への手紙 10章19~25節

来週からアドベント(待降節)に入ります。キリストがこの世に来て下さったクリスマスをお祝いする時期です。22節に「邪悪な良心をきよめられ、からだをきよい水で洗われ、真心から神に近づこうではありませんか。」と勧められています。 年末に向かう慌ただ…

「神の武具」 エペソ人への手紙 6章13∼17節

私たちの生活の中でときおり、不可解な事件や事故が起こることがあります。不吉な予感がするとか、魔がさしたとか、そのようなことばを聞きます。 1,サタンとの戦い この世には人間だけが動いているのではなく、この世を支配するサタン、諸々の悪霊がいる…

「真の利益」 テモテへの手紙 第一 6章3~10節

今年もあと2ヶ月ほどとなりました。秋になって物価が上昇しています。物も大切ですが、私たちを本当に豊かにしてくれるものは何か。また、私たちに益となるものは何かを考える必要があります。 結論から言うなら6節にある「満ち足りる心を伴う敬虔こそが、大…

「心の休み場」 マタイの福音書 11章28節

今はストレスの時代とよく言われます。特に新型コロナウイルス感染の問題が出てきて、交わりが少なくなり精神的にもイライラすることが多くなったのではないかと思います。家庭でもリモートワークでご主人がいる、子どもが騒いで邪魔をする。家庭内でもトラ…

「日々新しい」 コリント人への手紙 第二 4章16~18節

以前、アンチエイジングが流行した。残念ながら、どんなに努力しても肉体は衰える。けれども、感謝なことに、私たちの内におられるイエス様は、私たちを日々新しくしてくださる(16)。 この「新しい」は「再び新しくする」との意味である。だから、私たちを新…

「栄光の回復」 エレミヤ書 33章6~9節

エレミヤは涙の預言者と呼ばれています。それは彼が自分の祖国イスラエル(ユダ王国)がカルデヤ人(バビロン)によって滅ぼされることを人々に語ったからです。しかし彼がそのことを語った真の目的は神による栄光の回復にあったのです。 1,神の立て直し エレ…

「信仰の戦い」 エペソ人への手紙 6章10~13節

私たちは日頃の生活において予期せぬトラブルに巻き込まれたり、不安や恐れにとらわれるようなことがあると思います。様々な原因があると思いますが、一つには、神に敵対しているサタン悪魔の私たちに対する攻撃があると言うことです。 今日の聖書の箇所では…

「主の内に住む」 詩篇 91篇1~9節

私たちは災害の多い現代に生きています。しかし全能の神様は今も生きて働いておられ、私たちを守ってくださいます。 1,神様は私の隠れ場 この詩篇をうたった人は、おそらくエルサレムの神殿で奉仕をしたことがあり、エルサレムが攻められ、苦難に陥った状…

「手をあげて」 出エジプト記 17章8~13節

今日の個所から祈りについて教えられる。 ①信仰を表明する。 神様はモーセの上がっているその手を見ておられた。手を上げるということは信仰の表明。その手を神様は見ておられた。信仰の具体的な表明というものを神様は大切にされる。私達も信仰の表明をする…

「私たちの希望」 ピリピ人への手紙 3章20~21節

今日は召天者合同記念礼拝ということで、ご遺族の方々も共に礼拝に出席して下さり感謝します。先に天に召された方々の写真を並べ、在りし日の姿を思い忍ぶと共に、私たちに生きる希望を与えて下さる神様に感謝をささげたいと思います。 「私たちの希望」と題し…

「喜んで仕える」 エペソ人への手紙 6章5~9節

今日は敬老祝福礼拝ですが、高齢者に限らず人を尊重する、敬意を払うことは大切であると思います。 当時の社会はローマが支配し、奴隷制度がありました。それで、救われて教会に集まる中にも奴隷の人がいたり、また奴隷の主人もいたのです。ですからパウロは…

「宣教の幻」民数記 13章25~33節、14章6~9節

I. 宣教の舞台 日本にいる在留外国人は約282万人(2021年6月現在)。その数はますます増えることが予想できる。今、日本は世界宣教の舞台。世界の人々が日本に来ている。 その8割以上がアジア人。 II. 宣教の扉 日本にいる外国人のトップ2は中国人…

「神の御心がなる」使徒の働き 5章27~42節

ペンテコステの日に生まれた教会は、エルサレムで伝道を始めました。しかし、すぐに祭司たちに見張られるようになり、使徒たちは逮捕されてしまいます。 使徒たちは、最高法院の場で、イエスの名によって語ることをやめるよう命じる大祭司に、「人に従うより…

「神の約束」へブル人への手紙 6章13~20節

今日の聖書の箇所には「約束」ということばが出てきます。「約束」は将来与えられることに関係することが多いと思います。神様はアブラハムを通して約束を与えられました。それは14節に「確かにわたしは、あなたを大いに祝福し、あなたを大いに増やす」とい…

「主の教育と訓戒」 エペソ人への手紙 6章1~4節

今日の聖書箇所には、実際的な信仰生活について語られています。社会の最小単位は家庭ではないかと思います。家庭での人間関係が現実の社会を形成して行くのではないでしょうか。 このところには家庭での親子関係が語られています。 1,主にあって従う 最初…

「いのちの水」ヨハネの福音書 7章37~39節

8月に入りましたが、一年でも最も暑いときではないかと思います。特に熱中症の心配がありますので十分な水補給をしていただきたいと思います。 今日の聖書では、キリストが「わたしを信じる者は、…心の奥底から、生ける水の川が流れ出るようになります」と約…

「心ある神、心ある人」ルカの福音書 10章25~37節

柏原教会90 周年おめでとうございます。御教会の益々の祝福をお祈り致します。「良きサマリヤ人」の箇所から「永遠の命」についてご一緒に聞きましょう。 Ⅰ、永遠の命を持つ? 生きる? この箇所は25 節から読んで頂くとわかるように、「永遠の命」がテーマ…

「人生の旅路」ヨハネの福音書 14章6節

今年も夏休みの季節となりました。家族で旅行をと計画された方もいるかと思います。 今コロナ感染が急増し大変な中にあります。 ある方が、旅と旅行は違うと言われました。旅とは、近所の人に行き先を告げないでこっそりと出かけ、お土産を買わないで帰って…

「涙は喜びに」詩篇126篇 1~6節

詩篇126篇は、神の民の繁栄の回復を求める祈り。これは教会の祈りでもある。 1.過去の恵みと喜び イスラエルの民のバビロン捕囚からの解放は、絶望的な状態からの回復であり、夢のような出来事であった (1節 )。 これは主のなさった「大いなること」(2、3…

「教会の奥義」 エペソ人への手紙 5章21~33節

このエペソの手紙は、一言で言うなら教会とは何か。どのようなものなのかを私たちに知らせています。今日は「教会の奥義」と題を付けましたが、32節に「この奥義は偉大です。」とパウロは言いました。教会の奥義とは何か。それは、キリストと一体である。…

「岩の上に建てる」 マタイの福音書 6章24~27節

今年は梅雨が早く明け、連日猛暑が続いています。これも地球温暖化の影響かもしれません。先日も、テレビでゲリラ豪雨や線状降水帯の話しがでていましたが、まさに聖書のノアの大洪水を思わせられました。 ノアの大洪水は偶然的に発生したのではありませんで…

「愛の現れ」ローマ人への手紙 5章8節

皆さんおはようございます。今日は、新約聖書ローマ人への手紙5章 8節から、「愛の現れ」と題してお話しいたします。 このことばの中に、キリストと 出 てきます。キリスト教の中心はキリストです。私たちが、いろんな苦しみや悲しみから救われたい、あるい…

「父の愛」 エペソ人への手紙 6章4節

今日は父の日です。父の日はアメリカで始まりました。 ソノラ・ドット夫人が教会の礼拝で母の日の由来を聞いたときに、自分のお父さんが南北戦争で九死に一生を得て帰って来たのにお母さんは過労で倒れ、男手一つで 6人の子どもを育ててくれた。その感謝を表…

「神に感謝する」エペソ人への手紙 5章15~20節

今日は花の日礼拝です。アメリカの教会から始まりましたが、自然をも造られた神様に感謝をささげ、その後にお花を持って病気の方や高齢者を慰問し、またお世話になっている公共施設を訪問したりします。その前にまず、神様に礼拝を献げることは大切なことで…

「求める者はみな救われる」 使徒の働き2章17~21節

ソ連軍のウクライナ侵攻が始まって3ヶ月以上が立ちますが、未だ収束する様子は見えません。多くの人が戦火に見舞われ苦しみの中にあります。こうしたことはだれも予測できませんでしたが、聖書には終わりの日の預言が記されています。 1,聖霊が注がれる 19…