柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2009-01-01から1年間の記事一覧

「二つの時の狭間で」イザヤ52:1-15,第1テサロニケ5:1-11

きょうは一年最後の主日ですが、教会暦では降誕節第1主日です。この世のカレンダーは、この日が良くてあの日が悪いなどと言うことを考えるわけですが、教会の暦が問題とするのは“日”ではなく、神の約束であり、歴史的事実であり、それはイエス・キリストご自…

「キリストの勝利」 ルカ1章68-75節

クリスマスおめでとうございます。救い主イエス・キリストの誕生をお祝いすることができ幸いです。なぜなら、イエス・キリストは私たちを救うために来られた方だからです。 マタイの福音書では「ご自分の民をそのもろもろの罪から救われるかた」とあります。…

「神より生まれる」 ヨハネ1章9-13節

今日からアドベント(待降節)の三週目となります。クリスマスの日付は聖書には記されていません。 大切なのは日にちではなく、キリストは何のために来られたかと言うことです。 1,人を照らす光としてイエス・キリストの弟子ヨハネは、「すべての人を照ら…

「キリストを待つ」 エレミヤ29章11-14節

イエス・キリストの誕生をお祝いするクリスマスを前にしての待降節の日曜日ですが、今日は第二週目です。 なぜクリスマスの前になぜ4本のローソクを灯すのかというと、一つには暗い世を照らすキリストを現していると思います。キリストは「わたしは世の光で…

「私たちを負う救い主」 イザヤ9章6-7節

カレンダーでは11月最後の日曜日ですが、今日から待降節すなわち、イエス・キリストの誕生を迎える時です。今日から4週間がアドベント(待降節)と呼ばれるときでキリストが私たちの所に来られることを待ち望むときです。 今日の聖書箇所は、そのキリスト誕…

「収穫の喜び」 詩篇126篇1-6節

11月23日は勤労感謝の日で祝日です。それとともに、教会のカレンダーでは、26日木曜日が「収穫感謝祭」となっています。日本ではあまりなじみがありませんが、アメリカでは11月の第四木曜日が「収穫感謝祭」の祝日となっています。 ことのいわれは、…

「召されたままで」 第1コリント7章17-24節

7章は結婚など男女の問題について書かれていて、それはこの章の終わりまで続きますが、17節から24節は、少し違ったことが記されているように見えます。それは、割礼と無割(18〜19)、奴隷と自由人(20〜21)というように区分できると思います。 しかし、詰ま…

「信仰を大切に」  第2歴代志36章9節

皆さんにおたずねします。もし、自分の死亡記事が新聞に書かれるとしたら、どのように書かれると思いますか。自分が死んだ時のことをいろいろと想像してみてください。「私は人々から、どんな人生を歩んだ、と言われるのだろうか?」 今日はこのところから、…

「祝福の神」 エレミヤ29章11節

たまに、キリスト教を信じて何か良いことはあるんですか、と尋ねられることがあります。わたしは「あります」とはっきり答えます。もし良いことがなければ、わたしは信じていなかっただろうと思います。人間は苦労ばっかりで生きていくことはできません。た…

「豊かに実を結ぶために」  ヨハネ15章1〜11節

(宣教者:関西聖書神学校学監 金井由嗣師)この箇所は、イエス・キリストが最後の晩餐で弟子たちに語った言葉の一部です。キリストの弟子が実り多い人生を歩むために、この言葉に耳を傾けましょう。 キー・ワード (1)「つながる」、「とどまる」(直訳は「…

「信仰による生涯」 ヘブル11章1-6節

今日は、信仰によって生きることのすばらしさをみことばを通して学びたいと思います。 1,神は信仰を喜ばれる6節に「信仰がなくては神に喜ばれることはできません」とありますが、まず第一に神に喜ばれることは何かと言うことです。それは信仰であるという…

「神の前に生きる」 使徒5章1-14節

先週は台風が2年ぶりで上陸しました。大阪のほうには大きな被害が出ませんでしたが、私たちはどんな時にも、備えをすることは大切であると思います。今日の聖書の箇所も、神様は私たちに注意しなさい、災いが起きないようにと警告されておられることを思いま…

「見えるようになれ」 黙示録3章14-22節

今日は黙示録、聖書の最後の書巻から話をいたします。黙示録はイエス様の弟子、ヨハネが書いたといわれています。彼は伝説によれば、捕らえられ油の煮えたぎる釜に入れられました。それでも死なずにいるのを、ローマの兵隊はそれを見て恐れ彼を引き上げ、エ…

「変えられた人生」 使徒4章12節

私は以前、僧侶でした。二つ上に兄がいて、私はお寺を継ぐ必要はなかったのですが、自分は何のために生きているのか、真理とは何かを知りたいと思い、自ら僧侶の道に入りました。仏教系大学に入学し、仏教を学びました。またできる限り修業も試みました。し…

「結婚の祝福と救いの成就」第1コリント7章1-16節

今日のテーマは「結婚の祝福と救いの成就」です。7章には、結婚のことが語られていますが、結婚を通して救いがどのように成就されるか、と言うことを語ります。結婚をするか、しないかと言うことも、救いを基準に考えるべきだ、と言うことです。 1.救いの…

「主はあなたを守る方」 詩篇121篇1-8節

この詩篇は表題に「都上りの歌」とあります。詩篇120−134の15の詩は「都上りの歌」となっています。ユダヤ人は毎年エルサレムの神殿に詣でる必要がありましたが、その巡礼の旅の道中で、これらの詩篇を歌ったと言われています。 今日の私たちも人生の…

「キリストの涙と叫び」 ヘブル5章7-10節

9月最初の日曜日を振起日礼拝と言っていてときがありました。それは信仰を奮い起こすということの意味があります。もう一度、神様の前に私たちの信仰を奮い立たせていただき、神からの力を与えていただきたいと思います。 この聖書の箇所には地上におられた…

「破れ口に立つ」 詩篇106篇19-23節

8月30日に国政選挙が行われましたが、7月の失業率が5.7%そして新型インフルエンザの流行と大変な状況にあります。この状況で私たちはどうすべきだろうかと思います。 詩編の106編を開きました。ここにはエジプトからイスラエルを救われる神の姿と、そ…

「迫害者パウロ」 使徒7章54節-8章3節

今日は、イエス様を迫害していたサウロ(後のパウロ)がイエス様にお出会いし、逆にイエス様はすばらしいと多くの人に話をする人に変えられたことを学びます。 このことを通して何がわかるかというと、まず第一に、私たちは、聖書が言うように罪人であり、正…

「愛の福音」 第2コリント5章14-15節

8月15日は終戦記念日です。310万人の方々が犠牲になられました。戦後64年が経ちましたけれども、その傷は完全には癒されたとは言えません。今なお苦しみの中にある方も大勢おられます。しかし、その苦しみや悲しみを乗り越えられるものがあります。神様は私…

「異邦人の救い」 ローマ9章19-28節

私たちはかつて真の神を知らない、また恵みを受けることのない異邦人でした。しかし、そのような私たちも神の愛によって救われ、豊かな恵みにあずかることができるのです。 1,私たちは神によって造られた器である19節に「だれが神のご計画に逆らうことがで…

「生活の刷新」使徒19章8-20節

8月になりましたが、まだ梅雨が明けずうっとうしい天気が続いています。私たちも生活がしめりがちになることもありますが、神様は私たちの心に働かれ、うっとうしさも解消して下さいます。神様の恵みを頂いて晴れやかな心でいたいと思います。 今日は「生活…

「神の栄光のために」第1コリント7章1-7節

きょうは「神の栄光のために」と言うテーマで、先月に続くところを学びます。使徒の働き4章25節には 「あなたは、聖霊によって、あなたのしもべであり私たちの先祖であるダビデの口を通して、こう言われました。」 と言って、詩篇の言葉を引用しています。 …

「交わりの回復」第2コリント5章18-20節

今年は私たち柏原教会にとって、教会設立77年の記念すべきときです。柏原の地に、英国からエレン・ドローシー・ホーア先生が日本伝道隊の宣教して来られました。先生は祈りの中で大阪の南部八尾が示され、数人の協力者と共に来られました。そして柏原に来ら…

「献げる豊かさ」 第2コリント8章1-9節

今日は「献げる豊かさ」という題で?コリント8:1〜9から共に学びたいと思います。教会に行くのにどれくらいかかりますか、と尋ねられますが。教会は原則的に無料です。お金はいりません。でも礼拝で献金があるじゃないかといわれますが、献金は強制ではあ…

「輝く生涯」 ピリピ2章12-18節

今日はピリピの手紙を開きましたが、ピリピとはギリシャの小さな町です。使徒パウロは、神様からの幻を見て、アジアからヨーロッパに渡り、キリスト教を伝えました。キリスト教は元々ヨーロッパの宗教ではなく、アジアから始まったのです。使徒パウロやキリ…

「神の備え」 創世記22章9-14節

今日は旧約聖書創世記から、アブラハムを通して信じることの幸いを学びたいと思います。 1.神は試練を与えられるアブラハムの生涯には4回ほど試練があったようです。第一の試練は、12章に出てくる、「あなたの父の家をでて、わたしの示す地へ行きなさい…

「この身と魂をもって」 第1コリント6章12-20節  

きょうのテーマは「この身と魂をもって」です。これは含みのある表現ですが、すでに皆さんが十分承知しておられるように、これに続く言葉は「神の栄光をあらわす」です。 コリント人への手紙には、当時の実情を知らなければ分からないことがいくつも記されて…

「神の豊かさにあずかる」  エペソ1章7-14節

クリスチャンになると、金持ちになれない、だからなりたくないという人がいますが、多分にそれは誤解であると思います。たとえばマタイ25章には、タラントのたとえをイエス様は話され、倍に儲けた人たちをほめていることが出ています。正しいことをして儲か…

「神に喜ばれる捧げもの」 詩篇51篇10-17節

本日は詩篇51編を開きました。この詩編は表題にダビデという名前が出てきますが、彼が作った詩篇と言われています。彼は羊飼いでした。羊を飼って野原に出、歌を口ずさむこともあっただろうと思います。賛美することは良いことです。力がわきます。信仰も励…