柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2021-01-01から1年間の記事一覧

「ゴールに向って」Ⅱテモテ4章6~8節

今日は2021年最後の「年末感謝礼拝」です。コロナ禍にありますが、それでも神様は私たちを守って下さり、礼拝を献げることができ感謝です。 パウロは「私が世を去る時が来ました。」と言っています。彼は信仰の迫害を受け、捕らえられ牢に入れられました…

「救いの実現」ルカ2章11節

皆さん、クリスマスおめでとうございます。 今日は救い主キリストがお生まれになったことを祝うクリスマス礼拝です。このように世界中で 2000年近くお祝いされているイベントは他にはありません。なぜクリスマスがお祝いされるのでしょうか。 それは私たちを…

「キリストの賜物」エペソ4章7~11節

教会にはさまざまな人が集まっています。しかしバラバラではありません。一致があり調和がとれています。エペソ人への手紙はその教会の姿を私たちに明確にしています。 1,一人ひとりに与えられる恵み 教会では頭であるイエス・キリストによって私たちは一…

「救いの計画」エレミヤ書 29章11~13節

今はアドベント(待降節)と呼ばれるときです。キリストの誕生を祝うクリスマスが近づいています。 私たちは聖書を読みます。なぜ聖書を読むのでしょうか。それは神様が私たちに与えて下さった「救い」を教えてくれる本だからです。 聖書は別の言葉で言うな…

「愛に生かされる」ヨハネ15章12~14節

キリスト教は一言で言うなら、愛の宗教です。神の愛によって救われ、神の愛で生かされる。そのような人生を神様は私たちに与えてくださいます。 1,キリストの愛 イエス・キリストは神の愛を見せるために弟子を選ばれました。ペテロやパウロ、この福音書を…

「栄光の回復」詩篇126篇 4~6節

今週の木曜日はアメリカで収穫感謝祭の日です。イギリスから初めてアメリカに移住した人々が厳しい冬のため多くの死者を出し、見かねた先住民の人たちがトウモロコシの栽培を教え助け、翌年には多くの収穫を得て共に神様に感謝を献げたのが始まり、と言われ…

「人生航路」詩篇107篇23~32節

私たちの人生はある意味、船旅にたとえられるかもしれません。 順風満帆のときもあれば大嵐に見舞われ沈みそうになってしまう。あるいはそれこそ難破してしまうことがあるかもしれません。そんなときに私たちを救って下さる神様を知ることができるのです。 …

「信仰に生きる」ローマ1章16~17節

今日は、教会のカレンダーでいうと「宗教改革記念日」になります。 マルチン・ルターがヴィッテンベルク城で「95箇条の論題 」 を張り出したのが始まりと言われています。当時、免罪符が売られており、お金で天国には入れるのか、そうではない。とルターは主…

「人生勝利の秘訣」Ⅰヨハネ 5章4~5節

私たちはこの世に生きていますが、様々な困難や苦しみを覚えるときがあります。中には生きていることがつらいと言われる方もあります。 しかしこの聖書には、「世に勝つ」という言葉が3回出ています。 1,誘惑に勝つ 聖書のはじめ創世記には、さまざまな初…

「主の内にいる幸い」詩篇91篇1~9節

緊急事態宣言が解除され、コロナ感染も少し収まっているように見えますが、油断できません。また冬になると第 6波が来るのではないかと言われています。 しかし私たちは心配する必要はありません。なぜなら絶対的な守りがあるからです。私たちが最も恐れるの…

「キリストが住まわれる」エペソ人への手紙3章17~21節

パウロの祈りが14節から始まっていますが、17節からも祈りの続きです。彼は偶像崇拝盛んなエペソのクリスチャンのために信仰が強められるように祈りました。 1,キリストが心の中に住んで下さる 第一の事は、キリストが心の中に住んで下さることです。キリ…

「積極的な愛」マタイ5章38~44節

今日の聖書の箇所にはよく知られている言葉が出てきます。例えば「目には目を歯には歯を」 (出エジプト 21:24)「あなたの右の頬を打つ者には左の頬も向けなさい」これらは人に復讐することについて語られています。 やられたらやり返す、報復するのが人間の…

「信仰はあなたを救う」マルコ10章46~52節

今日の聖書箇所には、ひとりの盲人の話が出ています。彼は物乞いをしてその日その日を生きていました。おそらくそのように生活しているなら、将来の希望はなかったでしょうし、生きていることの楽しさもなかったかもしれません。 今日でも、いろんな悩みで希…

「主は良きことをなされる」詩篇116篇1~7節

今日は、召天者合同記念礼拝です。先に、イエス・キリストを信じて天国に帰られた方々を偲ぶとともに、素晴らしい救いを与えて下さる神様を礼拝するときです。 新型コロナウイルス感染の恐ろしいところは、死の危険があると言うことです。普通の風邪を罹って…

「神を伝える」詩篇71篇16~20節

9月第三月曜日は敬老の日です。老人を敬うことは聖書にも出てきます (レビ 19:32)。神様が喜ばれることです。 ある方は人生には四季があると言いましたが、老いることは秋から冬に向かう姿かもしれません。しかしイエス・キリストを信じるなら、まったく違う…

「神を伝える」詩篇71篇16~20節

9月第三月曜日は敬老の日です。老人を敬うことは聖書にも出てきます (レビ 19:32)。神様が喜ばれることです。 ある方は人生には四季があると言いましたが、老いることは秋から冬に向かう姿かもしれません。しかしイエス・キリストを信じるなら、まったく違う…

「神の助け」詩篇 第46篇 1~5節

今日は、教会のカレンダーでは振起日礼拝となっています。アメリカの教会で、長い夏休みが終わり、新学期を迎える子どもたちが更に信仰に進むように励ましを与える礼拝をしたのが始まりと言われています。 私たちも収穫の秋に向かって信仰の面においても神様…

「主の癒し」ホセア6章1~3節

今日は、ホセア書を開きました。ホセアは紀元前780年以降、北イスラエル王国で活躍した預言者です。その時代は、イスラエルは北と南に分裂し、経済的には豊かであっても信仰的・精神的には破綻を来しているような時代でした。言うなれば愛に冷えている時…

「救いの道」ヨハネ14章6節

今コロナ感染が急速に拡大し収束の見通しが立たないような状況にあります。私たち自身の心もこの世にあっては希望が持てないような状態ですが、神様は救いの道を備えておられます。 その答えはイエス・キリストです。キリストが私たちを救って下される。それ…

「生ける水を飲む」ヨハネ4章14~15節

暦の上では立秋が過ぎ残暑となっていますが、今、雨が降り続き洪水が心配されています。 イエス・キリストは熱い日中サマリヤを通られました。ヤコブが掘ったスカルの井戸の傍らで女の人と話をしましたが、このことはサマリヤのリバイバル、すなわち多くの人…

「御前に祈る」エペソ人への手紙3章14~16節

教会とはいったい何でしょうか。パウロは、エペソの手紙を通して神の奥義である教会について私たちに詳しく教えています。今日は祈りについて見ます。 1,祈りの姿勢 パウロは 14節で「膝をかがめて」と言っています。これは祈りの姿勢です。祈りに姿勢が必…

「主はあなたを守られる」詩篇 121篇1~8節

連日猛暑が続いています。熱中症にかからないように気をつけましょう。 詩篇121篇には神様の守りが謳われています。題に「都上りの歌」とありますが、エルサレムの神殿で礼拝することを目指して険しい山道を登る巡礼者の励ましの歌です。 1,助けは天地…

「岩の上に立つ」マタイ7章24~25節

梅雨が明けて猛暑が続いていますが、今月3日静岡県熱海市で土石流が発生し亡くなられた方も多く、現在も捜索活動が続いています。ニュースでも映っていましたが消防士の方がそれぞれの所に知らせる途中、土石流が押し寄せ、一人の方は間一髪で建物に入り難…

「汝ら神と和げ」Ⅱコリント5章20節

今日は教会設立89年の記念礼拝です。今から 89年前の日本は満州事変がおこり日中戦争さらには太平洋戦争に向かう激動の時代でした。その中で神様はホーア先生を柏原に遣わし、キリストの救いが付近一帯に伝えられたのです。 ホーア先生は太平洋戦争が始まっ…

「神の栄光の現れ」エペソ3章8~13節

エペソには五穀豊穣の女神アルテミスを祀る神殿があり、世界から大勢の人がこの世の繁栄を求めてやってきました。その中にパウロはイエス・キリストの救いを大胆に語ったのです。1,神の恵みの目的 パウロはかつてキリストに敵対する人でした。ですから彼は…

「未来に備えよ」Ⅰテモテ 6章17~19節

パウロは偶像礼拝の盛んなエペソで伝道し、多くの人が救われ教会が誕生しました。そのエペソに、彼の弟子とも言うべきテモテを後任として遣わしました。彼は若く 、 経験も十分ではありませんでしたが、この手紙を通して励ましが与えられ 、 良き働きをなす…

「心配して下さる神」Ⅰペテロ5章7節

私たちはこの世に生きていて、いろんな悩み事や心配があります。しかし聖書に「神が心配して下さる」と約束があります。今日はそのことについて見てゆきたいと思います。1,この世には心配の種が満ちている 昨日もニュースを見ていますと、崖が崩れて家が倒…

「恵みによる奉仕」エペソ3章1~7節

エペソ人への手紙を少しずつ学んでいますが、教会とはどのようなものであるかが現されています。エペソは偶像礼拝の盛んな町でした 。 しかしそこにパウロは伝道し、教会が建てられました。建物はありませんでしたが、信仰を持って交わり共に礼拝を献げ、伝…

「キリストの香り」Ⅱコリント2章14~17節

今日は教会の暦では花の日・子どもの日です。今から156年ほど前、アメリカ・マサチューセッツのメソジスト教会で信徒が花を持ち寄り子どもたちと共に礼拝をし、午後に花を持って病者を見舞い、各施設を訪問したのが始まりと言われています。日本でも6月…

「救い出される主」詩篇34篇4~8節

今日は詩篇34:4~8節ですが、ここには苦難や試練を乗り越える秘訣が記されています。この詩篇を詠んだのは表題にあるようにダビデでしょう。彼はイスラエルの王として今でも尊敬されています。有名なのはペリシテ人ゴリアテを倒したことです。しかし何…