柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2010-01-01から1年間の記事一覧

「主を待つ望み」イザヤ30章15-24節

今年も後残り僅かとなりました。一年を振り返ってみて様々なことがあったと思います。新しい年に向かってさらなる飛躍を期待するものです。今日は待ち望むということをこのイザヤ書から共に考えてみたいと思います。 イザヤが生きていた時代は今から今からお…

「信じる者の特権」ヨハネ1章9-12節

クリスマスおめでとうございます。今日は待降節4週目と言うことで4本のローソクに火が灯りました。今週はクリスマスキリスト降誕をお祝いする時です。 1,救いの光であるキリストアドベントには世の光であるキリストを待ち望む意味があります。光がなければ…

「キリストを求める」エレミヤ29章12-14節

アドベント―待降節のロウソクも三本光が灯りました。クリスマスが日一日と近づくことを覚えます。私たちにとって、キリストこそが救いの光、希望の光であることを覚えます。今日は「キリストを求める」と題してお話しをいたします。 前回もエレミヤ書から学…

「主の来臨のとき」エレミヤ33章14-16節

今日は第二待降節です。待降節は神を待ち望むときという意味ですが、旧約聖書でも神を待ち望んでいた人がいました。その一人は預言者エレミヤです。彼もまた、救い主の出現を待ち望んでいた人です。彼は今から約2600年前にユダヤの国で活躍していた預言…

「満ちあふれる奉仕」2コリント9章6-12節

今日から教会の暦ではアドベント―待降節に入ります。それは私たちのために、キリストが生まれてくださる、この世に来てくださることを喜びを待ち望む時です。 1,豊かに蒔くものは豊かに刈り取る先週は命の刈り取りということでお話ししました。自然界にも…

「命の刈り取り」ガラテヤ6章1-9節

今年もようやく紅葉の美しい季節となりました。紅葉するためには「気温差」「夏の日照時間と十分な雨」が必要だそうです。ある意味私たちの人生にも試練があることは自分自身を磨くことにもなると思います。 それ以上に幸いなことには、私たちはキリストの愛…

「朽ちない食物で生きる」ヨハネ6章27-35節

イエス様はガリラヤ湖の近くで、5000人以上の人たちの空腹を満たされる奇跡を行われました。それは、ただ物質的な必要を満たすだけの意味ではなく、私たちの心・魂を満たし、私たちの生きる原動力となるものです。 1,最大の奉仕イエス様は弟子たちに「永遠…

「新しく生きる」エペソ4章17-32節

今日は「新しく生きる」と題してこのところからお話いたします。この手紙はイエス・キリストを信じ新しい人生を始めたパウロがエペソにいるクリスチャンたちに書き送った手紙です。エペソという町は小アジアの港町であり、アルテミスの大神殿があったところで…

「タラントの譬え」マタイ25章14-30節

中心聖句、「良い忠実な僕よ、よくやった」(21節) 今日のところは、神の国の「タラントの譬え」と言われている箇所です。ある人が旅行に出かけるとき、僕たちに自分の財産を預けました。一人には5タラント、一人には2タラント、もう一人には1タラントを…

「キリストによる救い」ローマ3章22-24節

まことの神様は全ての人が救われることを願っておられます。それはなぜかというと23節に「神からの栄誉を受けることができず」とあるように、私たちは喜びのない、また空しい人生を過ごしているからなのです。 1,人間の罪を知る大阪城を建てたのは今太閤…

「私たちの痛みを背負うキリスト」ヘブル2章17-18節

へブル人への手紙2章17節〜18節 「私たちの痛みを背負うキリスト」 榊原 寛先生 (東京シャロームチャペル牧師、ワールドビジョンジャパン理事長) 『17そういうわけで、神のことについて、あわれみ深い、忠実な大祭司となるため、主はすべての点で兄弟…

「十字架の道」ヘブル12章3-13節

ヘブル人への手紙はローマの迫害下にあるクリスチャンたちに宛てて書かれた手紙と言われています。「懲らしめ」という言葉が繰り返し出てきますが、ここでのポイントになる言葉であると思います。 たちはこの世に生きていて、ときには苦しみや困難を経験する…

「キリストの体」 1コリント12章14-27節

以前、教会とは建物ではないということを話しました。使徒パウロはここで体のことについて話をしています。それは教会とはキリストの体であるからです。教会は生きて活動するキリストの体です。そして私たちはキリストの体を構成する一つ一つの肢体なのです。…

「あなたは愛されている」 ヨハネ3章16節

この聖書の御言葉は、新約聖書の富士山ともいわれるほどに一段と際立っている聖書の御言葉です。宗教改革者マルチン・ルターもこの言葉があれば聖書は再生できると言ったように、聖書全体を要約するような重要な言葉です。 1,世を愛される。 ここに世を愛さ…

「教会の土台」 1テモテ3章14-16節

今日は?テモテ3:14〜16を開きました。14節にはあなたのところに行きたいとパウロの率直な言葉が記されています。これは弟子のテモテという人に書かれた手紙です。彼は忠実でパウロによく仕える人でありパウロもまたテモテを我が子のようにかわいがっていまし…

「不動の人生」ルカ6章46-49節

商売のことである方が、ノウハウを惜しげもなくどんな人にも教える方に「そんな事していたら自分の事業が駄目にならないですか」と尋ねたら、その人は「いくら聞いても実行しなかったらだめですよ、人はなかなかその通りにはしません。」と言ったそうです。…

「揺るがない人生」詩篇46篇1-5節

今日は9月最初の日曜日です。週報には振起日聖餐礼拝とありますが、猛暑の続くなか私たちの信仰をもう一度神様のあわれみによって奮い立たせていただき、実のある信仰生活をさせていただきたいと思います。9月1日は防災の日でした。それは関東大震災に由来し…

「これほどまでに愛されている」1ヨハネ4章9-11節

今日は礼拝でベバリー・リバースさんがすばらしい賛美を献げて下さいました。イエス・キリストを信じて救われることが如何にすばらしいことかを改めて思います。 今朝はヨハネの第一の手紙4章9〜11節を読んでいただきました。この手紙は別名「愛の手紙」と呼…

「キリストの平和」ヨハネ14章27節

今年は太平洋戦争が終わって65年です。日本は戦争がなく平和な時代であると言えますが、全世界を見ますと今も紛争があり、平和とは決して言えません。またたとえ戦争がなくても、私たちの心はどうでしょうか。この世に生きている限り、不安やおそれがあるの…

「新しい愛に生きる」第2コリント4章14-18節

今はお盆の時ですが、その由来は盂蘭盆会(ウルバナ)つまり倒懸(とうけん)―逆さ吊りからきています。伝説によれば仏陀の弟子目連の母親が餓鬼道に落ち、食べ物をやっても炎になる。仏陀に話すと、比丘に御馳走したらいい。それが由来です。残念ながら、母親が…

「屋根が落ちるときに」マルコ1章1-12節

マルコの福音書は、すばらしいストーリーです。そして世界中で、このようなすばらしい出来事が今も起こっているのです。 特に12節に注目してください。この12節が、私の祈りであり、グラハムフェスティバルの祈りであり、あなたの祈りであるのです。これ…

「愛の分かち合い」1コリント11章23-24節

わたしたちの教会では毎月第一の日曜日に聖餐式があります。クリスチャンにとって大切な儀式は二つあると言えます。一つは、イエス・キリストを信じて受ける洗礼式であり、もう一つはこの聖書の箇所に出てくる聖餐式です。 なぜクリスチャンになったら聖餐式…

「信仰者のゆとり」詩篇4篇1-8節

宣教者:千里聖三一教会 金井由嗣牧師 この詩は前の第3篇と用語や状況描写がよく似ており、ダビデ王が息子アブサロムの反乱に遭い、王位を追われて逃亡生活を送っていた時の詩と考えられています。信頼していた人々に裏切られ、地位も財産も失い、生命の危機…

「福音を伝える」ローマ1章14-17節

柏原教会は、イギリスからホーア先生が来られこの地に伝道が始められ78周年を迎えます。人間の年からいうなら老齢期かもしれませんが、イエス・キリストの救いが伝えられることからすると、じつはまだまだこれからなのです。よく1%の壁を破ると言われます…

「真の友を得る」ルカ16章1-9節

私たちの人生で、友を得ることは大きな力になります。仕事上の友人もいますし、この世でのつきあいの友もいます。 しかし、心の奥から本音を言って理解してもらえる友人がいればすばらしいと思います。実はイエス・キリストが私たちの真の友であることが聖書…

「目標を目指して」ピリピ3章10-14節

南アフリカで開催されているワールドカップもいよいよ最後を迎えようとしています。選手たちはゴールを目指して、優勝を目指して進んでゆきます。日本選手も予想以上に活躍しました。彼らのひたむきなプレー、肩を組むチームワークに感動を覚えました。私た…

「神に望をおく」 第1テモテ6章11-17節

この手紙はパウロから、若い弟子のテモテに宛てて書かれた手紙です。神の恵みとあわれみそして平安が豊かに与えられるようにと祈りを込めて書かれた手紙です。(?テモテ1:2)そしてこの個人に宛てて書かれた手紙が、公の聖書の書巻の一つとなったのです。それ…

「神の完全タイミング」ガラテヤ4章4-5節

しばし、世の人たちは、キリスト教信仰を誤解します。人々は時間を取って福音を注意深く聞かないので間違った結果を出します。初代のクリスチャンたちはイエス様の教えに従う故に辱められたり、非難されたり、殺されたりもしました。彼らは国家反逆罪で訴え…

「悪との対決」 使徒16章16-24節

今日は使徒の働き16:16節から読んでいただきました。パウロがユダヤ人の救いを願ってキリストを伝えていたのですが、彼らは聞こうとしない。そして、行く先々で道が閉ざされる。そのことが16章の前半に出てきます。私たちもやることなすことが全部だめだ。…

「神のちから」使徒4章9-14節

ペンテコステの日以来、神の救いの業はどんどんと広まり前進していきました。その原動力はどこにあったのでしょうか。 1,キリストの名による力イエス様の弟子であったペテロとヨハネはエルサレムの神殿に上る美しの門というところで生まれつき足の不自由な…