柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「心の明かり」ルカの福音書 11章33∼36節

私たちを取り巻いているこの世には、暗いニュースが多いのですが、その解決は外側よりも私たちの内側が問題なのではないでしょうか。35節には「自分のうちの光が闇にならないように気をつけなさい。」と勧めがあります。 この世は確かに暗いニュースが多いの…

「勝利の秘訣」ローマ人への手紙 8章35∼39節

今年もはや2月となりました。ウクライナで戦争が始まって丸1年となります。ますます混迷を深めていくような状況にあります。日本でも北朝鮮からのミサイル問題や、台湾と中国の関係も不安な要素です。どこに私たちの心の平安そして圧倒的な勝利を持つことが…

「信仰による勝利」ヨシュア記 5章13∼15節

私たちは人生の中で何かを計画しそれを実行しようとするときに、大きな壁を感じることがあるかと思います。その壁を見たときにもうこれはだめだ、不可能だと思い、意気消沈してしまうかもしれません。 しかしその計画が神様の御心にかなうものであるなら、た…

「神の恵みと平安に生きる」 コロサイ人への手紙 1章1∼2節

この手紙は、ローマの獄中にいたパウロがコロサイにいるクリスチャンたちに宛てた手紙です。パウロはそこに行ったことはないようですが、その町の出身であったエパフロディトが、エペソで救われ、コロサイの町にイエス・キリストの救いを伝えたようです。 コ…

「神の試み」 ヨブ記 23章 1∼12節

私たちはこの世において、様々な試練や苦しみを受けることがあります。聖書を見るならば、それは無意味なことではないことがわかります。 ここにヨブという人が出てきます。彼ほど試練を受けた人は他にはないと思います。神様は彼に対して目的を持っていまし…

「人を赦す」 エペソ人への手紙 4章32節

ウクライナの戦争が始まって1年近くなります。今も悲惨な状況をニュースで聞きます。もしこの世が愛で満ち、人を赦す心が豊かであるなら戦争はおろか人との争いもなくなるのではないでしょうか。この世が暗くなり乱れているのも愛と赦しにかけているのが原因…

「主と共に生き抜く」 創世記 5章21∼24節

新たな年を迎えるにあたり、創世記のエノクという人物に注目したいと思います。彼は神とともに生きた人でした。 Ⅰ.この時代の中で生きる エノクの時代はどの様な時代だったでしょうか。文明は発達しつつも、その中に罪の力が働き、人は人の命を奪い、互いに…

「イエス・キリストの力」 使徒の働き 3章1~10節

神様はイスラエルの民を選び、奴隷とされていたエジプトから脱出させ、カナンの地に導かれ、与えられた。 イスラエルの民は今もカナンの地に生きている。 聖書に書かれていることは、造り話ではなく、実話である。聖書の神は物凄い方です。 この神様を味方に…

「心に励ましを」 エペソ人への手紙 6章21∼24節

この手紙はパウロが殉教する前、ローマの獄中で書かれました。宛先はエペソにいるクリスチャンです。エペソは偶像礼拝の盛んな町でした。土産物の商売で成り立っているような町でした。そんな中にパウロはイエス・キリストを伝え、信じる人たちが起こされた…

「わたしが一緒に行く」 出エジプト記 33章14節

新年あけましておめでとうございます。2023年新しい年をまず礼拝をもって始めることができ感謝です。 今日は、出エジプト 33:14から、メッセージを語らせていただきます。 このことばは、主なる神様がモーセに語られたことばです。彼は神様によって選ばれ、…

「感謝から希望へ」 詩篇 103篇 1∼5節

今日は12月25日クリスマスの日ですが、2022年最期の日曜日、締めくくりの礼拝となります。 1,神様に感謝をささげる 1年を締めくくるに当たり、私たちが神様にできることはなんでしょうか。それは感謝をささげることではないでしょうか。 この1年様々なこと…

「全ての人への喜び」 ルカの福音書 2章8∼20節

クリスマスおめでとうございます。皆様と共に、救い主イエス・キリストの御降誕をお祝いできることを感謝します。クリスマスの喜びは全世界に、そして全ての人に今日も伝えられています。それは「あなた方のために救い主がお生まれになりました」というクリ…

「万事、祈り」 エペソ人への手紙 6章18~20節

年末も押し迫り、慌ただしい時となっています。こんな時にこそ神様の守りの中に自らを委ねて行きたいと願わされます。 パウロはこの世での戦いは、人との戦いではなく悪魔との戦いであるといいました。目に見えない者との戦いであり、悪魔の試みや誘惑が多く…

「わたしはあなたを愛する」 イザヤ書 43章1~4節

今日から12月です。もうすぐクリスマスです。プレゼントをもらったりごちそうを食べたり楽しいときです。しかし一番素晴らしいことは、「わたしはあなたを愛している」これがクリスマスの中心的なメッセージです。 1,わたしは贖う 「贖い」とは難しいこと…

「人手不足のカギは十字架にある」 マタイの福音書 20章17~28節

イエス様と弟子たちは過越の祭を守るためにエルサレムに向かっています。 この道を上り、エルサレムに着くと十字架の受難がイエス様を待っています。今の場所はエリコで、エリコからエルサレムに上る道の入り口にはヘロデの冬の宮殿があります。また、行き先…

「神に近づく」へブル人への手紙 10章19~25節

来週からアドベント(待降節)に入ります。キリストがこの世に来て下さったクリスマスをお祝いする時期です。22節に「邪悪な良心をきよめられ、からだをきよい水で洗われ、真心から神に近づこうではありませんか。」と勧められています。 年末に向かう慌ただ…

「神の武具」 エペソ人への手紙 6章13∼17節

私たちの生活の中でときおり、不可解な事件や事故が起こることがあります。不吉な予感がするとか、魔がさしたとか、そのようなことばを聞きます。 1,サタンとの戦い この世には人間だけが動いているのではなく、この世を支配するサタン、諸々の悪霊がいる…

「真の利益」 テモテへの手紙 第一 6章3~10節

今年もあと2ヶ月ほどとなりました。秋になって物価が上昇しています。物も大切ですが、私たちを本当に豊かにしてくれるものは何か。また、私たちに益となるものは何かを考える必要があります。 結論から言うなら6節にある「満ち足りる心を伴う敬虔こそが、大…

「心の休み場」 マタイの福音書 11章28節

今はストレスの時代とよく言われます。特に新型コロナウイルス感染の問題が出てきて、交わりが少なくなり精神的にもイライラすることが多くなったのではないかと思います。家庭でもリモートワークでご主人がいる、子どもが騒いで邪魔をする。家庭内でもトラ…

「日々新しい」 コリント人への手紙 第二 4章16~18節

以前、アンチエイジングが流行した。残念ながら、どんなに努力しても肉体は衰える。けれども、感謝なことに、私たちの内におられるイエス様は、私たちを日々新しくしてくださる(16)。 この「新しい」は「再び新しくする」との意味である。だから、私たちを新…

「栄光の回復」 エレミヤ書 33章6~9節

エレミヤは涙の預言者と呼ばれています。それは彼が自分の祖国イスラエル(ユダ王国)がカルデヤ人(バビロン)によって滅ぼされることを人々に語ったからです。しかし彼がそのことを語った真の目的は神による栄光の回復にあったのです。 1,神の立て直し エレ…

「信仰の戦い」 エペソ人への手紙 6章10~13節

私たちは日頃の生活において予期せぬトラブルに巻き込まれたり、不安や恐れにとらわれるようなことがあると思います。様々な原因があると思いますが、一つには、神に敵対しているサタン悪魔の私たちに対する攻撃があると言うことです。 今日の聖書の箇所では…

「主の内に住む」 詩篇 91篇1~9節

私たちは災害の多い現代に生きています。しかし全能の神様は今も生きて働いておられ、私たちを守ってくださいます。 1,神様は私の隠れ場 この詩篇をうたった人は、おそらくエルサレムの神殿で奉仕をしたことがあり、エルサレムが攻められ、苦難に陥った状…

「手をあげて」 出エジプト記 17章8~13節

今日の個所から祈りについて教えられる。 ①信仰を表明する。 神様はモーセの上がっているその手を見ておられた。手を上げるということは信仰の表明。その手を神様は見ておられた。信仰の具体的な表明というものを神様は大切にされる。私達も信仰の表明をする…

「私たちの希望」 ピリピ人への手紙 3章20~21節

今日は召天者合同記念礼拝ということで、ご遺族の方々も共に礼拝に出席して下さり感謝します。先に天に召された方々の写真を並べ、在りし日の姿を思い忍ぶと共に、私たちに生きる希望を与えて下さる神様に感謝をささげたいと思います。 「私たちの希望」と題し…

「喜んで仕える」 エペソ人への手紙 6章5~9節

今日は敬老祝福礼拝ですが、高齢者に限らず人を尊重する、敬意を払うことは大切であると思います。 当時の社会はローマが支配し、奴隷制度がありました。それで、救われて教会に集まる中にも奴隷の人がいたり、また奴隷の主人もいたのです。ですからパウロは…

「宣教の幻」民数記 13章25~33節、14章6~9節

I. 宣教の舞台 日本にいる在留外国人は約282万人(2021年6月現在)。その数はますます増えることが予想できる。今、日本は世界宣教の舞台。世界の人々が日本に来ている。 その8割以上がアジア人。 II. 宣教の扉 日本にいる外国人のトップ2は中国人…

「神の御心がなる」使徒の働き 5章27~42節

ペンテコステの日に生まれた教会は、エルサレムで伝道を始めました。しかし、すぐに祭司たちに見張られるようになり、使徒たちは逮捕されてしまいます。 使徒たちは、最高法院の場で、イエスの名によって語ることをやめるよう命じる大祭司に、「人に従うより…

「神の約束」へブル人への手紙 6章13~20節

今日の聖書の箇所には「約束」ということばが出てきます。「約束」は将来与えられることに関係することが多いと思います。神様はアブラハムを通して約束を与えられました。それは14節に「確かにわたしは、あなたを大いに祝福し、あなたを大いに増やす」とい…

「主の教育と訓戒」 エペソ人への手紙 6章1~4節

今日の聖書箇所には、実際的な信仰生活について語られています。社会の最小単位は家庭ではないかと思います。家庭での人間関係が現実の社会を形成して行くのではないでしょうか。 このところには家庭での親子関係が語られています。 1,主にあって従う 最初…