柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「手をあげて」 出エジプト記 17章8~13節

 今日の個所から祈りについて教えられる。

 

①信仰を表明する。

 神様はモーセの上がっているその手を見ておられた。手を上げるということは信仰の表明。その手を神様は見ておられた。信仰の具体的な表明というものを神様は大切にされる。私達も信仰の表明をするなら神様はそれを見られ、そこに働いて下さる。

 

②祈り続ける。

 手を上げればイスラエルが勝ち、下げるとアマレクが勝つ。という事はアマレクの方が強いと言う事。だから手を上げ続けなければならなかった。

 私達も同じように問題の方が、私の解決能力よりも大きい場合がある。だから祈り続ける。
悪魔は私達が祈りをやめるのを待っている。また、祈り続けないと罪の誘惑に勝てない。モーセが手を上げ続ける事によってアマレクを撃退したように、私達も祈り続ける事によって敵を撃退する。

 

③協力して祈る。

 モーセが石の上に腰掛けていて、両側からアロンとフルが手を支えている。ある意味無理やりに手をあげさせられているだけ。しかし神様はモーセが人の手を借りている事を問題にされなかった。祈りとは多くの人の協力によってできるもの。

 モーセとアロンとフルの3人が支え合って手を上げている姿があるべき祈りの姿。
手を上げているモーセだけではなく、それを支えているアロンとフルも、祈りに加わっている。

 

(結論)
 私達の前にも問題や困難、自分自身との戦いというアマレクがいる。だからこそ祈らなければならない。

 

(宣教者:国分福音教会 丸本 浩牧師)