柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2023-01-01から1年間の記事一覧

「ペンテコステの喜び」 使徒の働き 2章25∼28節

今日はペンテコステの日です。日本語では五旬節と言っています。キリストが復活されて50日と言うことですが、元々は大麦の収穫祭でした。しかし、キリストが死からよみがえられて永遠のいのちを与えて下さる。これは私たちにとって大きな収穫です。 いのちほ…

「キリストの証人となる」 ルカの福音書 24章45∼49節

イエス様は復活され、弟子たちと共に40日間おられました。その間 、何をされていたのでしょうか。それは、聖書を教えることでした。なぜ、聖書を教えることが重要なのか。 それは、 「言葉は残る」と言うことです。今のように、声は残りませんでした。けれども…

「万物の創造主」 コロサイ人への手紙 1章15∼17節

今日は母の日です。アメリカ、フィラデルフィアの教会でジャービス夫人が子ども達に聖書のことばを教えていました。「あなたの父と母を敬え、と聖書にあります。あなたはどうしますか 」と尋ねましたが、子ども達は答えませんでした。その中に娘のアンナがい…

「あなたは信じるか」 ヨハネの福音書 11章17∼27節

キリストが死からよみがえられたのは、私たちにとって大きな希望です。「人類の最大の敵は死である」と言われますが、キリストはその死に勝利され、私たちに永遠のいのちを与えてくださいます。 1,人間の希望 ベタニアの村にイエス様と親しくしていた兄弟…

「世の終わりまで共におられる」 マタイの福音書 28章16∼20節

イエス様は復活されて後、40日間弟子たちと共におられました。そして弟子たちに大切なことを約束されたのです。それは「いつもあなたがたとともにいます」と言うことです。 イエス様がお生まれになったとき、御使いは「その名はインマヌエル―神我らと共にい…

「キリストは生きておられる」 ルカの福音書 24章5∼6節

キリスト教には二つの大きなお祭りがあります。 一つは、イエス・キリストの誕生をお祝いするクリスマスです。 そしてもう一つは、イエス・キリストが死からよみがえられたイースターです。 特に重要なのは、キリストが死からよみがえられたことです。他の宗…

「神のみこころに歩む」 コロサイ人への手紙 1章9∼14節

パウロはコロサイにいるクリスチャンたちが、信仰に燃え愛に富み、希望に溢れている様子を聞き嬉しく思いました。しかし、彼はそれで満足したのではありません。 さらに彼は、コロサイのクリスチャンたちのために神に祈り求めました。何を祈ったのでしょうか…

「復活の福音」 コリント人への手紙 第一 15章3∼11節

イースターおめでとうございます。 キリストが死からよみがえられた、復活を記念するお祭りです。教会学校で、イースターエッグを配るところもあります。新しいいのちを象徴するものです。イエス・キリストがよみがえられたのは、私たちの救いのためでした。…

「ペテロの試み」 ルカの福音書 22章31∼34節

今日は、教会のカレンダーではシュロの日となっています。それは、イエス・キリストがロバの子の背中に乗ってエルサレムに入ってこられたとき、人々は棕櫚の葉を敷いて歓迎したのです。しかしここからキリストが十字架にかけられる受難週が始まります。 そし…

「倒れても起き上がる」 エレミヤ書 8章4節

ことわざに「七転び八起き」と言う言葉があります。一説には仏教から来ていると言われますが、私は聖書から来ていると思います。 箴言24:16に「正しい人は七度倒れても、また起き上がり、悪しき者はわざわいでつまずくからだ。」とあります。起き上がり小法…

「あわれみを与える神」 イザヤ書 30章15∼18節

今日は、召天者合同記念礼拝です。天にお召されになった方々を偲びつつ私たちに永遠のいのちを与え、天に希望を持たせてくださる方に目を向けさせていただきたいと思います。 イザヤは2750年ほど前のユダヤの預言者でした。イスラエルの国は今も小さく四国ほ…

「神に感謝す」コロサイ人への手紙 1章3∼8節

この手紙を書いたパウロは、コロサイのクリスチャンには会ったことはなかったかもしれませんが、彼はローマの獄中にあったとき彼らのために祈っていました。私が英国に行ったとき、ある地方の町でクリスチャンの有志の祈り会があり、そこでは日本の田舎町に…

「心の明かり」ルカの福音書 11章33∼36節

私たちを取り巻いているこの世には、暗いニュースが多いのですが、その解決は外側よりも私たちの内側が問題なのではないでしょうか。35節には「自分のうちの光が闇にならないように気をつけなさい。」と勧めがあります。 この世は確かに暗いニュースが多いの…

「勝利の秘訣」ローマ人への手紙 8章35∼39節

今年もはや2月となりました。ウクライナで戦争が始まって丸1年となります。ますます混迷を深めていくような状況にあります。日本でも北朝鮮からのミサイル問題や、台湾と中国の関係も不安な要素です。どこに私たちの心の平安そして圧倒的な勝利を持つことが…

「信仰による勝利」ヨシュア記 5章13∼15節

私たちは人生の中で何かを計画しそれを実行しようとするときに、大きな壁を感じることがあるかと思います。その壁を見たときにもうこれはだめだ、不可能だと思い、意気消沈してしまうかもしれません。 しかしその計画が神様の御心にかなうものであるなら、た…

「神の恵みと平安に生きる」 コロサイ人への手紙 1章1∼2節

この手紙は、ローマの獄中にいたパウロがコロサイにいるクリスチャンたちに宛てた手紙です。パウロはそこに行ったことはないようですが、その町の出身であったエパフロディトが、エペソで救われ、コロサイの町にイエス・キリストの救いを伝えたようです。 コ…

「神の試み」 ヨブ記 23章 1∼12節

私たちはこの世において、様々な試練や苦しみを受けることがあります。聖書を見るならば、それは無意味なことではないことがわかります。 ここにヨブという人が出てきます。彼ほど試練を受けた人は他にはないと思います。神様は彼に対して目的を持っていまし…

「人を赦す」 エペソ人への手紙 4章32節

ウクライナの戦争が始まって1年近くなります。今も悲惨な状況をニュースで聞きます。もしこの世が愛で満ち、人を赦す心が豊かであるなら戦争はおろか人との争いもなくなるのではないでしょうか。この世が暗くなり乱れているのも愛と赦しにかけているのが原因…

「主と共に生き抜く」 創世記 5章21∼24節

新たな年を迎えるにあたり、創世記のエノクという人物に注目したいと思います。彼は神とともに生きた人でした。 Ⅰ.この時代の中で生きる エノクの時代はどの様な時代だったでしょうか。文明は発達しつつも、その中に罪の力が働き、人は人の命を奪い、互いに…

「イエス・キリストの力」 使徒の働き 3章1~10節

神様はイスラエルの民を選び、奴隷とされていたエジプトから脱出させ、カナンの地に導かれ、与えられた。 イスラエルの民は今もカナンの地に生きている。 聖書に書かれていることは、造り話ではなく、実話である。聖書の神は物凄い方です。 この神様を味方に…

「心に励ましを」 エペソ人への手紙 6章21∼24節

この手紙はパウロが殉教する前、ローマの獄中で書かれました。宛先はエペソにいるクリスチャンです。エペソは偶像礼拝の盛んな町でした。土産物の商売で成り立っているような町でした。そんな中にパウロはイエス・キリストを伝え、信じる人たちが起こされた…

「わたしが一緒に行く」 出エジプト記 33章14節

新年あけましておめでとうございます。2023年新しい年をまず礼拝をもって始めることができ感謝です。 今日は、出エジプト 33:14から、メッセージを語らせていただきます。 このことばは、主なる神様がモーセに語られたことばです。彼は神様によって選ばれ、…