柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「恵みと信仰による救い」エペソ2章1-9節

(1)救われる前の姿「1〜3節」神と人間が離別状態に中?神の愛と憐れみ「4節」神の憐れみとは、私たちの苦しみを自分の苦しみと、受け取って下さる心の豊かさのことです。神はその愛を見える形で顕わして下さいました。神の独子であるキリストを十字架の惨たらしい死刑に渡し、私たちすべての罪の身代わりとして下さった、ここに神の愛が表れています。


(2)キリストと共なる復活「5〜6節」信仰によって自分をキリストと共に死んだと受け取る時、私たちはキリストと共に甦るのです。私たちが救われたのはそれ以外ではない、という意味で「救われたのは、ただ恵みによる」のです。


(3)救われた目的「7節」「私たちに賜わる慈愛」とは、私たちがどんなに価値のない、汚れた存在であったか、そんな者に神が恵みを注いでくださった、その恵みの大きさを私という小さな存在を通して、世に証する事です。


(4)神の恵みが救いの源泉「8〜9節」神の恵みのゆえに、人間が信仰を持って応答する時に、救いがなされます。人間は徹底的に無力であり、徹底的に神の恵みにすがるしか生きられないのです。神の恵みは、私たちの信仰と共に働く時にのみ効力を発揮します。恵みは私たちを救う神の御手、信仰はそれを捉える私たちの手です。この二つの手が握られる時、私たちは救われます。


                         (宣教者:鶴見緑地教会牧師 能勢輝夫先生)