柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「神の子の特権」ヨハネ1章9-13節

クリスマスおめでとうございます。クリスマスは他に類を見ない特別なお祝いです。おそらく同じほどの規模の祭りは他にはありません。全世界で全ての人が共にお祝いする素晴らしいお祭りです。
なぜクリスマスを祝うのでしょうか。そして全世界に広まったのでしょうか。


1,救いの光

9節に光とあります。しかも、人を照らす光です。単なる照明ではありません。この光はやみの中でも輝き、勝利の光です。私たちは時に心が暗くなることがあります。失敗したり、自分の思ったようにならないとき心は暗くなります。しかも自分で明るくできない。どこに希望の光があるでしょうか。それはイエス・キリストです。キリストはすべての人を照らす希望の光であり、喜びの光です。この方が内におられれば私たちの心は明るくなり、喜びに輝くのです。
実際、キリストに出会い、多くの人は喜びに輝いています。病気の人は癒やされ、罪人と人々から嫌われのけ者にされていた人もキリストとの交わりにより、暗闇の人生から光ある人生に変えられているのです。私もそうです。もしキリストを信じていなければ、闇であったし、滅びに向かって行ったことでしょう。


2,偽りの光

まことの光とありますが、真があれば、偽りもあるのです。偽りの光とは何か、この世の光であり、悪魔の光です。イエス様は、荒野でサタンの試みに会われました。彼は高い山に登り地上の栄華を見せて、拝むならすべてを上げると言ったのです。それは、嘘であり偽りです。サタンは永遠の存在者でもなければ無から有を造ることのできるものでもありません。彼は被造物であり神に反逆して滅び行くものであるのです。そして、多くの人は実は、サタンに欺かれ騙されているのです。そのだましとは、救い主がわからない、受け入れられないと言うことです。サタンは多くの人を道連れにして滅ぼそうとしているのです。


3,キリストを受け入れる

それではどうすれば良いのでしょうか。真の光を受け入れることです。キリストを心に受け入れる信じることです。この世の光はネオンの様なものです。太陽が昇れば、ネオンは色あせます。この世の光も、つかの間であり偽りです。真の光の前には輝きは失われるのです。
しかもキリストを受け入れるなら、信じるなら、神の子の特権が与えられます。神の子の特権とは、永遠のいのちが与えられ、天国で生きる者となると言うことです。これは、人の思いや、人の計画で得られるものではありません。神によって新しく生まれる者、すなわちキリストを信じてキリストに従って生きる者に与えられる特権です。
素晴らしいプレゼントは沢山ありますが、永遠のいのちにまさるプレゼントは他にはないのです。 


               (宣教者:柏原教会牧師 西本耕一)