奴隷の国エジプトを出て荒れ地で過ごす中で、最も大切なことは創造主なる神と常に交わること。そのために幕屋の建設を指示された。神が臨在される幕屋には、特別に整えられた材料が必要。
1．アカシヤ材のような人。
アカシヤの木は、乾燥した厳しい風土に育つ故に、耐久性が強く材質がかたいので幕屋に用られた。多くの試練と練達の中で、勝利する人が神殿に必要な材料となる。
２．主の形に整えられた人。
アカシヤの木は、ねじれ曲がって成長する木。板を造るためには、まっすぐに整えられて、神殿の材料となる。
３．互いに協力することができる人。
板は一枚づつ互いに強くつないで、砂漠の強風にも耐えられるようにして用いた。
４．信仰で行う人。
「板には金をかぶせ、横木には金をかぶせる」。神殿の材料はみな金で覆い、木地が隠されて備えた。「金」は信仰を象徴。何事も信仰で覆い、神殿の材料として用いた。
５．主の御旨通りに行う人です。
「山で示された定めのとおりに、幕屋を建てる。」自分が願う通りに立てるのではなく、神が示された形に幕屋を立てるのが主の御旨通りに行うこと。
（宣教者: 日本ミッション 高原幸男牧師）
