柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2017-01-01から1年間の記事一覧

「罪の赦しと聖霊」使徒2章36-38節

今日はペンテコステ(聖霊降臨日)の礼拝です。イエス様が十字架にかけられ、死の中からよみがえられ、天に帰って行かれました。しかし弟子たちに、もう一人の助け主を遣わすと約束されました。それが御聖霊です。そして弟子たちは聖霊を受けました。彼らは変…

「罪と死からの救い」1ヨハネ4章9-10節

ヨハネの手紙は、以前にも見ましたが愛について語られています。そして彼も実は、その愛によって人生が変えられた、喜びに満ちあふれるものとなったのです。 聖書はただの本ではありません。私たちにいのちを与え、様々な苦しみや悩みに打ち勝つ力を与えてく…

「勝利の信仰」1ヨハネ5章1-5節

この手紙は、使徒ヨハネによって紀元80年代後半もしくは90年代前半に書かれたと言われています。すなわち、キリスト教に対する迫害があり、また教会ではキリストを神ではないと否定する者たちが現れてくる困難な時代でした。 しかし、彼は信仰によって勝…

「教会の交わり」1コリント11章17-25節

今日は母の日です。今から110年前、アメリカのウエストバージニア州の小さな教会で、アンナ・ジャービスがお母さんを偲んで、記念会にカーネーションを配ったのが始まりとされています。教会学校で「あなたの父と母を敬いなさい」との十戒の言葉を聞いて思い…

「御聖霊の働き」ヨハネ16章7-13節

キリスト教の歴史は一言で言うなら、迫害の歴史であるといえると思います。しかし、たとえ迫害があっても信仰はなくなりません。現に多くの人がキリストを信じ喜びを持って生活しているからです。なぜでしょうか。御聖霊がすべてを明らかにして、導いて下さ…

「生かされる命」使徒9章36-43節

今週は、ゴールデンウィークで出かける方も覆いかと思いますが、私たちは神様の恵み祝福に預かることが最も幸いなことであると思います。 この箇所では、死んだ人が生き返った奇跡が記されています。書いた人ルカは医者でした。おそらく冷静な判断を持ってこ…

「いのちの道」ヨハネ14章16節

先週は、イエス・キリストが死の中からよみがえられた、イースターをお祝いしました。 キリスト教は一言でいうなら「いのちの宗教」と言えると思います。そして、私たちもそのいのち、永遠のいのちに与ることができるのです。どのようにして、私たちは永遠の…

「勝利の復活」1コリント15章54-57節

イースターおめでとうございます。イエス・キリストが死の中からよみがえられ、死に勝利されたことを感謝し、キリストを崇めるのがイースターです。 なぜなら、キリストが私たちに死に打ち勝つ勝利を与えて下さるからです。 1,死のとげ多くの人は死を恐れ…

「勝利の入場」ルカ19章33-38節

今日はシュロ(棕櫚)の日です。ここには出てこないのですが、他の福音書には人々がシュロの木の枝を持ってきて、イエス様が来られるのを歓迎していることが記されています。私たちにも大切なことが教えられています。 1,預言の成就このことはただ偶然に起こ…

「神のいやし」イザヤ57章15-19節

今、教会のカレンダーでは、受難節と呼ばれるときです。イエス・キリストが十字架にかかり、死の中からよみがえられたことを覚える大切な時です。 なぜなら、私たちの救いはこの十字架と復活にあるからです。キリストの十字架と復活により私たちは死の滅びか…

「重荷を負って下さる」マタイ11章28節

今日は日曜日です。一般的に休みの日です。日本には元々日曜日に休むという習慣はなかったようです。明治時代になってから、始まったと言われています。そしてこの日曜日はキリスト教から来ているのです。 元来は、天地創造の業を神様がなされ、最後の日を休…

「生ける神に仕える」ヘブル9章11-14節

この手紙は、紀元60年代中頃以降に書かれた手紙と言われています。およそネロの大迫害の頃です。その中にあるクリスチャンたちに信仰を励ますために書かれました。 1,永遠の贖いここに大祭司、幕屋、やぎと子牛の血という言葉が出て来ます。それらのもの…

「キリストの力」ルカ9章1-6節

イエス様が来られたのは、私たちを永遠の滅びから救い、真の命を与えるためです。その働きは2000年経った今も継続されています。 1,宣教のための選びイエス様は単にご自身だけで福音宣教の働きをされたのではありません。弟子たちを選ばれました。彼ら…

「天に生きる」1ペテロ1章3-5節

苦難の証人ペテロは離散したクリスチャンたちを励ますために手紙を書きました。日本で異教社会に生きている私たちにも大きな慰めまた励ましです。 1,生ける望みを持つペテロは、神様を賛美することを勧めています。なぜでしょうか。理由は二つあります。一…

「主に従う幸い」ルカ9章32-27節

1,命の大切さ人のいのちほど大切なものはありません。イエス様は「人はたとい全世界を手に入れても、自分自身を失い、損じたら、何の得がありましょう」と言われました。 死んでしまったら、もうしゃべることも、楽しむことも、嬉しいこともなくなってしま…

「キリストの模範」1ペテロ2章18-25節

この手紙は世界に散らされて苦しみに遭っているクリスチャンたちに、苦難のしもべと言われたペテロが励ましを与えるためにこの手紙を書きました。 彼はイエス様を裏切りましたが、立ち直ったら兄弟たちを励ますようにと託されていたのです。 1,神に喜ばれ…

「愛し、祈る」マタイ5章43-48節

マタイ5章は、山上の垂訓で有名な箇所です。「心の貧しい人は幸いである。天の御国はその人たちのものである」いわゆる天国憲法が語られました。そして、その締めくくりと言うべきものが最後に語られています。それは愛の実践です。 1,敵を愛する43節に…

「キリストの謙遜」ピリピ2章3-11節

ピリピの教会は、パウロが初めてヨーロッパを伝道したときに建てられた教会です。キリストの救いに与り、喜びに満たされていましたが問題もありました。その本質的解決にパウロは手紙を送ったのです。 1,他の人への配慮人が集まるときに問題が生じます。そ…

「燃やされる信仰」黙示録3章14-22節

黙示録は、まだ実現されていませんがやがて起こることがここに記されています。主イエスの愛された弟子ヨハネが最後まで生き残り、パトモス島で書き記し現代の私たちに伝えています。最初に7つの教会が出て来ますが、この第7番目の教会ラオデキアの教会は…

「来る日を待ち望む」哀歌3章22-27節

人は神の恵みによって生き(22節)、神の恵みによって永遠の命を得ます(ヨハネ3:16)。 1.来る日を待ち望む理由朝ごとに、毎日新しい恵みが与えられます(23節)。あなたは良い日を期待していますか?神は平安と将来と希望を与えてくださいます。主を待ち…

「主に信頼する幸い」詩篇84篇10-12節

大変困難な中に、本当に信頼できるものがあるならこれほど幸いなことはありません。 このところには、真の救い主に信頼することの幸いが記されています。 1,神が共におられる幸いこの歌は、神殿で礼拝することの喜びが歌われています。あなたの大庭とは、…

「神の武具」エペソ6章10-17節

パウロはエペソの人たちに獄中から励ましの手紙を送りました。エペソは偶像礼拝の盛んな地であり、物質的にも豊かな町でしたが永遠には続かないのです。後滅ぼされました。私たちが求めるのはこの世のはかない栄光や豊かさではなく、永遠のいのち天の御国で…

「聖霊に溢れる群れ」使徒2章17-21節

あけましておめでとうございます。新しい年が始まりましたが、神様が豊かな祝福の年としてくださることを願うものです。 使徒の働き2章にはイエス・キリストが十字架にかけられ死の中からよみがえられた50日目のことすなわちペンテコステの日のことが語ら…