柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「いのちの道」ヨハネ14章16節

先週は、イエス・キリストが死の中からよみがえられた、イースターをお祝いしました。
キリスト教は一言でいうなら「いのちの宗教」と言えると思います。そして、私たちもそのいのち、永遠のいのちに与ることができるのです。どのようにして、私たちは永遠のいのちを得ることができるでしょうか。


1,道である

イエス・キリストはご自分を道である、と言われました。道は大切です。道がなければ私たちは生活ができません。物資の運搬や、私たちが移動するのに重要な役割を果たしています。ときには地震で道が陥没し、生活が困難になることも聞きます。私たちが生きるための大切なものです。
そして、イエス・キリストはご自身を、道であると言われたのです。何の道か、それは天国に行く道であると言うことです。
この言葉をイエス様は、最後の晩餐のときに弟子たちに語られました。いよいよご自分が十字架にかかって死なれる前に、ご自身が父の御もと、すなわち天国に行ける唯一の道であることを示されたのです。


2,真理である

エス様はまた、ご自分を真理であると言われました。イエス様が捕らえられ総督ピラトの前で裁かれるとき、ピラトは「真理とは何か」と尋ねました。
真理とは、一つにはこの世の法則です。物を手から離せば落ちます。引力が働いているからです。真理に逆らうことはできません。
しかし、キリストが言われたのは、この世の真理、この世の法則ではないのです。この世の法則に従うなら、人間はやがて死んでしまいます。死によって、すべては終わってしまうのです。イエス様の言われた真理は、私たちをこの世の法則から自由にします。解放する力があるのです。


3,いのちである。

イエス・キリストが十字架で死なれたのは、私たちの罪を赦すためでした。もし十字架が自分の罪のためであると認め、信じるなら私たちは赦されます。そしてキリストは死からよみがえられて復活されたと信じるなら、永遠のいのちが与えられるのです。
弟子のトマスは信じられませんでした。しかし、彼は復活の主にお会いし、信じたのです。信じないものにならないで信じる者になりなさいとキリストは言われました。
キリストは私たちに復活の命を与えて下さいます。信仰によって、永遠のいのちに与り生きる者とさせていただきましょう。


             (宣教者: 柏原教会牧師  西本耕一)