柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2016-01-01から1年間の記事一覧

「満ち足りる心」1テモテ6章3-6節

先日、先進国首脳会議が開かれました。経済的利益のことが話し合われましたが、果たして人間は物質的豊かさで満足できるでしょうか。最近起こった殺人事件でも、貧しさが原因ではなくむしろ人の欲によって引き起こされたのではないかと思います。私たちの豊…

「罪をきよくする」マルコ1章40-45節

ここにはツァラアトという言葉が出てきます。病の一種ではありますが、普通の病気と異なります。良くなったら祭司に見せなさい、とキリストは言われました。そして、人々へのあかしのために、きよめの供え物しなさいと言われています。 ただの病気ではありま…

「聖霊のあらわれ」使徒2章43-47節

この箇所には、世界で初めての教会の姿が描かれています。ペンテコステの日に、聖霊は弟子たちの心の中に働かれ彼らを通して、イエス・キリストの十字架の救いが語られました。その時、3000人ほどが洗礼を受けイエス様の弟子となったのです。それが教会…

「しあわせの約束」エペソ6章1-3節

五月第二日曜日は母の日ですが、母の日は教会から始まりました。アメリカの小さな町の教会で、ジャービス夫人が子どもたちに聖書を教えていました。「父と母を敬え」十戒の言葉です。お父さんお母さんを尊敬するとはどんなことですか、と子どもたちに尋ねま…

「キリストの昇天」ヨハネ16章7-11節

イエス様は十字架に死なれて、三日目によみがえられました。しかしその後、永遠に地上におられたのではありません。40日後に天に帰られました。それには目的があったのです。 1,聖霊を遣わされるその目的とは、聖霊を遣わされることでした。聖霊は助け主で…

「私に来なさい」マタイ11章28節

日曜日は一般では休みの日です。また、教会でも安息日、安らぎを得る日として受けとめています。今の時代ほど、ストレスが溜まる時代はないかも知れません。多くの人は安らぎを求めます。どこに心の休場があるでしょうか。 イエス・キリストは私たちに「わた…

「神の恵み」1コリント15章7-11節

1コリント15章は、キリスト復活の最大の章とも言われるべき大切な箇所です。もし、キリストの復活がなければ2000年前にキリスト教は終わっていたでしょう。しかし、今日まで、またこれからも存続するのは、キリストの復活のゆえです。また私たちの信仰の土…

「イエスを仰ぎ見よ」ヨハネ20章24-31節、ヘブル12章2節

毎年春、イースターから、ペンテコステまでの50日間を迎えます。この時期はキリスト教会にとって、大切な時期です。この時は、何を根拠に私たちは信仰をもっているのか、私たちの信仰が問われる時でもあります。 人間には生まれる時と、死ぬ時が誰にでもあ…

「聖霊を受けよ」ヨハネ20章19-23節

先週は、復活祭でした。イエス様が死からよみがえられ私たちに永遠のいのちを約束して下さいました。 しかし、それで終わったのではありません。むしろこれは始まりです。イエス・キリストの永遠のいのちがすべての人に与えられる、それを神様は願っておられ…

「新しい命」2コリント5章17節

皆さん、イースターおめでとうございます。今日はイエス様が死の中からよみがえられた、復活されたことをお祝いする日です。 1,復活の宣教キリスト教では二つの祭りがあります。一つはキリストの誕生を祝うクリスマス―降誕祭、そしてもう一つはキリストの…

「キリストの契約」ルカ22章19-20節

今日から受難週になります。イエス様は、エルサレムに人々の歓迎を受けて入場されましたが、そのエルサレムで十字架にかけられたのです。 それは、私たちの救いのためなのです。 1,新しい契約イエス様は、過越の祭りを弟子たちと共に祝われました。過越の…

「敵を愛する」ルカ6章27-31節

来週は受難週間になります。イエス様が十字架の苦しみを受けるときですが、その後にはイースター―イエス様が死の中からよみがえられて勝利された日が来るのです。 私たちもまた、様々な苦しみ試練をも、死の中からよみがえられたイエス様によって乗り越える…

「キリストの戦い」ピリピ1章27-30節

この手紙は、パウロがローマの牢獄にあってピリピの人たちに書いた手紙といわれています。ピリピの教会はパウロの伝道によって建てられました。教会は、建物ではなく、イエス・キリストを信じた者の集まりです。そして、ピリピ教会に問題が起こりました。そ…

「愛がわかった」1ヨハネ3章16節

日本は世界でもトップクラスの長寿国です。また、一般的にも健康を求めていることがテレビのコマーシャルを見てもわかります。健康食品やサプリメントのコマーシャルで、今なら半額でと広告があり、私も買ったことがあります。 そのように多くの人は、体の健…

「教会のかしら」エペソ1章20-23節

パウロはローマの獄中でこの手紙をエペソにいるクリスチャンたちに書きました。それは、この世の中にあっても信仰により勝利が与えられることを語っているのです。 1,神の力聖書の神は全能の神です。すべてのものを造られ支配しておられます。そして神の御…

「キリストに似た者となる」1ヨハネ3章1-3節

クリスチャンには二つの希望があります。一つは天国の希望です。死んでどこへ行くのだろうか。信じる者には天国の希望があるのです。そしてもう一つの希望は何でしょうか。それは、私たちがキリストに似た者となるということです。その希望を弟子のヨハネは…

「主に明け渡す」ヨシュア5章13-15節

私たちの人生に様々な困難があります。時にはそびえ立つ城壁のように私たちの前に立ちはだかり、気持ちがなえてしまうこともあります。 しかし、不可能と思われる壁が破られるのです。それは聖書にあります。エリコの城壁が破られイスラエルの勝利が6章に出…

「キリストの良い奉仕者」1テモテ4章6-10節

私たちの生活には、伝統や文化といった優れたものがありますが、一方では迷信があり心の自由を奪うものもあります。そのようなものにとらわれないためにパウロはテモテに勧めています。 1,御言葉に養われる当時は、食べて良いもの悪いものがあったようです…

「罪の結末」ローマ6章23節

自分は幸福になりたい、だれもがそう思います。しかし、現実には自分が幸福だと思って生活している人は少ないかも知れません。 幸福とは何でしょうか。「青い鳥」という童話がありますが、二人の兄弟はあちこち探し求めますが、結局はかごの中にあったという…

「祈りの家」マタイ21章12-14節

この聖書の箇所は、元来「宮きよめ」と呼ばれているところであり、神殿の本来の目的、また私たちにとって教会はどういうところかを示す箇所でもあります。 1,宮の中で行われていたこと宮は本来、神殿でありそこで神様を礼拝するところです。しかし、12節に…

「捨てて従う」マタイ4章18-23節

私たちの日常生活は、科学も発達し文明も進んで豊になってきています。しかし、それがイコール幸せであるとは言えません。そんな私たちにも、喜びのおとずれが伝えられてきているのです。 1,御国の福音の知らせイエス様が福音を知らせられたのは大都会では…

「新しい生活」ローマ12章1‐2節

あけましておめでとうございます。年が改まり2016年最初の主日礼拝、新しいスタートとなります。 1,神のあわれみのゆえにローマ人の手紙前半は、救いについての教理的なことが記され、後半から実践的なことが語られています。 ここでは、礼拝について勧め…