柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2013-01-01から1年間の記事一覧

「異邦人への福音」エペソ3章1-7節

今日キリスト教は全世界に宣べ伝えられています。このエペソ人への手紙を書いたパウロは、かつてキリスト教迫害者でした。しかし、復活のキリストにであって生涯が変えられたのです。この手紙は、エペソの人たちに書かれました。エペソはアルテミスの大神殿…

「神の御前に生きる」1コリント7章17-24節

1世紀の時代、ローマでは奴隷制度がありました。主人の命令を聞かなければ殺されることもありましたし、ひどい扱いを受けることもありました。もちろん苦しい状態から、自由人になることを願っている人も多くいたことでしょう。しかし、パウロは意外なことを…

「ペンテコステの恵み」使徒2章37-42節

教会の暦ではペンテコステの日と言うのがあります。一般にはなじみはないのですが、私たちにとってはクリスマスやイースターに並ぶ大切な日です。 もともとは、大麦の刈り入れを祝うお祭りでした。しかし、この日はさらに意味の深い大切な日となったのです。…

「愛に生きる家族」コロサイ3章18-21節

5月5日は子どもの日、今日第二日曜日は母の日です。6月には父の日があります。9月には敬老の日があります。そうした家族に関した日がもたれている国は珍しいようです。それだけお互いに家族を大切にすることが尊ばれているのです。 聖書にもまた、家族を大切…

「神と人とに愛される」ルカ2章46-52節

5月5日はこどもの日です。聖書にもイエス様の子どもの頃が紹介されています。 1,神の宮でのイエス様12歳の時、過越しの祭りのときに両親と共にエルサレムに上られました。イスラエルでは13歳から成人として受けいられ、それまでに必要な知識を身につけるこ…

「救いの輝き」詩篇34篇1-7節

いよいよ春たけなわ、ゴールデン・ウイークのときとなりました。行楽で出かけられる方も多いかと思います。しかし、神様はそれに勝るところの喜びと、救いの勝利を与えられます。 1,神をほめたたえるイスラエルの王となったダビデは、先の王サウルにいのち…

「信仰の模範」1テモテ1章2-7節

この世は弱肉強食の世の中です。しかし、神様は弱いものにもいのちを与え用いて下さいます。そのことをテモテの手紙を通して学ぶことができます。 1,祝福の源テモテは、パウロの実の子どもではありません。おそらくパウロの伝道旅行で救いに与り、その後パ…

「キリストを着る」ローマ13章11-14節

4月13日関西で大きな地震がありました。幸い甚大な被害はありませんでしたが、終わりの日が近いことを感じさせられます。イエス様もマタイ24章で地震のことや戦争が起こることを語られました(マタイ24:6、7)。しかし、それは最後ではなく始まりなのです。私た…

「神の恵みをむだにしない」2コリント6章1-2節

コリントは、ギリシャの南部にある港町です。そこにも福音の種は蒔かれ、救われる人たちが多く起こされました。また、問題もありました。偽教師たちによって教会が混乱させられることもありましたが、ここでパウロはもう一度神の恵みを語っています。 1,い…

「復活の勝利」1コリント15章51-58節

イースターはイエス・キリストが死の中からよみがえられたことをお祝いする、記念のときです。死は私たちに取って大きな問題です。しかし、キリストは、死の中からよみがえられ死に打ち勝たれたのです。しかも、信じるものに永遠のいのちを与えられ、天国で…

「勝利の入場」ルカ19章29-38節

本日から教会のカレンダーでは、受難週に入ります。イエス様が弟子たちと最後の晩餐をともにされ、ゲツセマネの園で捕らえられ十字架にかけられる一連のことが起こった大切な週です。それは私たちの救いに深く関わるものであることを覚えたいと思います。 1…

「神の訓練」ヘブル12章5-7節

二年前の三月、日本は未曾有の災害に見舞われました。今もなお苦しみの中にいる人がおられます。私たちは、この世の苦しみをどのように受け止められるのでしょうか。 このヘブル書は、迫害の最中にいるクリスチャンを励ますために書かれたと言われています。…

「豊かに与える愛」るか6章27-36節

日ごとに暖かくなり、春を感じさせる季節になりました。神様は私たちの心にも春の希望を与えて下さいます。 1,敵を愛するイエス様の時代、ユダヤの国はローマに占領されていました。ほとんどの人は、ローマに対して反感や敵対心を持っていました。悪い感情…

「生ける望み」1ペテロ1章3-5節

この手紙は、イエス・キリストの一番弟子であったペテロから、小アジア(トルコ)に住んでいるクリスチャンたちに宛てて書かれた手紙であると言われています。彼自身ローマにあって迫害を受けネロが皇帝のときに殉教したのですが、それでも多くの人たちを励ま…

「しもべから使徒へ」テトス1章1-2節

この手紙は、パウロの伝道により救われたテトスに、クレテ島での伝道と教会を建てあげるために大切なことをパウロは手紙で知らせました。クレテでも様々な問題があったのですが、パウロはその解決の糸口をテトスに知らせました。 1,しもべから使徒へパウロ…

「思い煩いの解決」ピリピ4章4-7節

この手紙は、パウロがローマの獄中でピリピの人たちに書いた手紙であると言われています。彼は獄中での苦しみの中にあり、やがては自分が裁かれるというような中で、彼が最初に伝道したピリピの教会の人たちに宛てて、この手紙を書きました。ピリピの教会に…

「勝利の主」ヨシュア5章13-15節

エジプトで奴隷となっていたイスラエルの民は、荒野を旅し、ようやく約束の地カナンにたどり着きましたが、そこにははるかに手強い異邦人がいたのです。そうした中に勝利の主はヨシュアに現れて下さったのです。 1,臨在の主エリコは古代より、交通の要所で…

祝福の喜び」申命記30章9-10節

多くの人が幸せになりたいと願っています。真の神様は永遠に変わることのないまた、朽ちない幸せを私たちに与えて下さいます。 1,祝福の神真の神様は実は私たちに豊かな恵み祝福を与えて下さる方です。創世記1章28節には、人を祝福される神様の姿が記され…

「キリストに頼る幸い」ガラテヤ6章1-5節

私たちの生活には様々な問題また、重荷があります。その重荷をどのように解決することができるでしょうか。 1,重荷をともに負いあう教会は、聖書を見ますと「キリストの身体である」(エペソ4:16)と言われています。身体の一部が痛むと、全身でそれを感じま…

「燃えるしば」出エジプト3章1-12節

新年聖会礼拝 2013年1月20日(日) 『燃えるしば』 聖書:出エジプト3章1〜12節 講師:工藤弘雄師(香登教会牧師・関西聖書神学校元校長) ただいまお読みいただきました出エジプト3章2節に『よく見ると、火で燃えていたのに柴は焼け尽きなかった』。3…

「主に従う信仰」ヨシュア14章7-13節

先週は、モーセの後継者ヨシュアが「私と私の家とは、主に仕える。」(24:15)とイスラエルの人たちに語り、民全体が主に従い祝福を受けるべきことを見ました。 「主に仕える」という言葉を、ヨシュアは繰り返し使いましたが、そこには、神を畏れる、神を礼拝…

「主に従う群れ」ヨシュア24章14-18節

ヨシュアは、あのイスラエルの人たちをエジプトから約束の地カナンに導き上ったモーセの後継者です。 彼はイスラエルの人たちを指導し、カナンの先住民を追い払い、約束の地を治める者となりました。しかし、彼も老齢になり、最後の約束をイスラエルの人たち…