柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2010-01-01から1年間の記事一覧

「聖霊のとりなし」ローマ8章22−27節

いよいよ5月も終わりになりますが、まだまだ寒い日が続いています。今年は例年と比べると温度が低く冷夏になるおそれがあるとの予報も出ています。 まさに今の時代は聖書が言っているように、うめきの時、産みの苦しみの時代であることを思います。それは人…

「聖霊による伝道」 使徒2章1-11節

ペンテコステ(五旬節)の日に聖霊が弟子たちに降り、彼らが大胆に語って教会が生まれました。ペンテコステの日とは教会の誕生日であると言えます。 1,聖霊によって弟子たちは語った彼らはもともと語ることはできませんでした。なぜなら第一にイエス様を裏切…

「聖霊の働き」 ヨハネ16章12-15節

イエス様はよみがえられてから40日間弟子たちと共におられました。しかし約束された通り天に帰られるときがきたのです。果たして弟子たちの心はどうだったでしょうか。死んだイエス様がよみがえられ、弟子たちと共におられて彼らは大変心強く思ったでしょう…

「いのちの仕組みのすごさに驚く」 詩篇94篇9節

母の日特別伝道礼拝 いのちありがとう『いのちの仕組みのすごさに驚く』 講師 堀越 暢治先生(創愛キリスト教会牧師、いのちありがとうの会理事長) 聖書 詩篇94篇9節『耳を植えつけられた方が、お聞きにならないだろうか。目を造られた方が、ご覧にならない…

「キリストにとどまる」 ヨハネ15章3-8節

私たちは自分の人生が豊かになるように願います。しかし本当の豊かさは物質的に恵まれていることだけでしょうか。さらに大切なものがあると思います。イエス様は私たちが真に豊かなものとなるようにぶどうの木のたとえをもって語られました。 1,神の御こと…

「神の栄光と愛」 ヨハネ13章31-35節

このところにユダの名前が出てきます。彼はイエス様を裏切りました。実はイエス様は彼が裏切ることを知っておられました。(21節)しかし他の弟子たちにはユダであることを明言されなかったのです。それには理由があったのです。 1,神の栄光を現すためここに…

「真の羊飼い」  ヨハネ10章7-18節

聖書はひと言で言うなら「キリストのことについて書いてある本である、キリストを証しするものである」と言えると思います。このところでもイエス・キリストはご自分のことを証しされました。 1,羊の門この中で繰り返し使われている言葉があります。それは…

「信じる幸い」 ヨハネ20章24-29節

先週はキリストが死の中からよみがえられたイースター、復活の日でした。その八日後にイエス様は再び弟子たちの中に現れました。そこには弟子のトマスもいたのです。彼の復活のキリストとの出会いは私たちに大切なことを教えます。1,トマスの疑いイエス様…

キリストは生きて働かれる(マルコ16章14〜20節)

イースターおめでとうございます。今日はキリストが死の中からよみがえられた記念すべき日です。日曜日の朝なぜ私たちは教会に来て礼拝するのか。実はキリストの復活から来ているのです。元々は、土曜日が安息日でありその日は全ての働きを止めて神を礼拝す…

「主の約束」 マタイ26章26-35節

今日から受難週です。イエス・キリストがロバの子の背中にのってエルサレムに入場し、その後十字架に付けられ、三日目に死の中からよみがえられるイースターの前の週です。ちなみに英語ではレント(lent)受難節があります。それは40日間でヨーロッパでは断食…

「主よ、来てください」 第1コリント16章13-24節

手紙の最後には挨拶を記します。しかし、単なる挨拶ではなく、ここには細やかな配慮があり、そしてまた勧めがなされています。 まずここに、さまざまな人が登場します。若い人テモテ、練達した人アポロ、無名の人ステパナとポルトナト、そしてアカイコなど、…

「誘惑から神の国へ」 マルコ1章12-15節

ここにイエス・キリストが荒野でサタンの試みに会われることが出てきます。神の愛するひとり子であるならあえて苦しみに遭う必要がないと思いますがなぜこのような試練を受けられたのでしょうか。 1,弱い私たちを救うためにイエス・キリストの生涯は、ユダ…

「栄冠を受けるために」第1コリント9章24〜27節

先月2月12日から28日までカナダのバンクーバーで冬期オリンピックが開かれました。ご覧になった方も多いと思います。残念ながら日本は金メダルを取れませんでした。 女子モーグルの上村愛子選手はメダルに届きませんでしたが、お母さんが手作りのメダル…

「新しい愛 」 第1コリント13章1〜13節 

聖書は愛について語る書ですが、ここでは、愛の肯定的な七つの姿と、否定的な八つの姿が語られています。愛について語る本はたくさんありますが、愛をこんな風に語るのを聞くのはここだけではないでしょうか。 1.キリストの愛ここでは、「愛は」と言いなが…

「キリストの願い」 ヨハネ21章15〜19節

先週私たちの教会では礼拝の後に教会総会が持たれました。それは新しい年度の活動を話し合うためです。しかし、一番大切なことは人間の思いや計画以上に、神様の御心は何か、神様は何をなそうとしておられるかを知ることです。1,教会の目的この聖書の所で…

「義と認められる幸い」 (ローマ4章1〜8節)

ここに「義」という言葉が出てきます。正義の「義」です。正しいという意味があります。おそらく多くの人は、天国に入れるのは正しい人だと理解しているのではないでしょうか。間違いではありません。しかし、それを自分に当てはめるなら私たちは天国に入れ…

「いやされるキリスト」(マルコ2章:1〜12節)

ここに一人のひとが癒されることが記されています。聖書の他の箇所でもいやしのことが出てきます。現代は医学がかなり進歩してきました。そのおかげで寿命も延びてきています。それでも病気はなくなりません。特に現代病といわれる精神的な疾患は増えてきて…

「誘惑に打ち勝つ」 詩篇119篇9-16節

今日は詩篇119編を開きました。詩篇の中でも最も長いものです。全部で176節あります。その中の9〜16節を学びます。 ここに若い人と出てきます。すなわち青年です。青年は老人に比べると誘惑に陥りやすいと思います。なぜなら、経験がとぼしくその先…

「主にあって、あなたは百点満点」ヨハネ2章1〜10節

2010年新年聖会礼拝 講師 中野雄一郎牧師 (マウントオリーブミニストリーズ代表、JTJ宣教神学校国際部学長、北米ホーリネス教団巡回伝道師) 『主にあって、あなたは百点満点』 ヨハネ2章1〜10節イエス様が地上の来られ、公生涯に入られて、最初になさ…

「愛がなければ」 第一コリント13章1-13節

この13章は、多くのキリスト者に愛された聖書の箇所の一つです。それは、信仰告白、愛の告白とも言うべきもので、“私が”と一人称で語り始め、最後も“私が”で終わっています。これは聖霊によって与えられた愛について、神を讃美している言葉です。 1.人々の…

「神の与えられる幸い」 詩篇84篇1-7節

ここに、幸いという言葉が出てきます。(4,5節)世の中の多くの人が幸福を求めます。「青い鳥」という童話の中で、チルチルとミチルの兄弟は、幸せの青い鳥を探して冒険の旅に出ます。様々な困難に遭いながらも求めていきましたが見つかりませんでした。どこに…

「新しい出発」 第2コリント5章17節

年が改まり2010年を迎えました。心も思いも新たにして始めようと決心される方も多いと思います。しかし、なかなか新しくなれないのが私たちの心や思いではないでしょうか。 昨年末、2009年の今年の漢字に「新」が選ばれました。一昨年は「変」でした…