柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

2021-01-01から1年間の記事一覧

「神の愛に生きる」Ⅰヨハネ4章16~19節

この手紙を書いたのは、イエス様の弟子であったヨハネです。彼はガリラヤ湖の網元の息子でした。でもイエス様に従って行きました。 彼はボアネルゲ(雷の子と言われたほど気の短い、怒りっぽい人でした。しかしイエス・キリストを通して、神様の愛を体験した…

「ペンテコステの日」使徒2章36~47節

今日はペンテコステの日です。元々は小麦の収穫を祝うユダヤのお祭りでした。全世界からエルサレムに集まり、豊かな収穫をお祝いする日でした。その時に、約束の聖霊― 助け主は働かれ、教会が誕生したのです。ですから、ペンテコステは教会の誕生日と言える…

「神の家族」エペソ2章17~22節

今私たちは平和で豊かな生活をしているのではないかと思います。しかしそれは必ずしも「幸福だ」とは言い切れないかもしれません。「私は今、幸せですけど、将来のことを考えると不安でたまりません」というのは本当の幸福だと言えないかもしれません。 1,…

「敬う者への約束」エペソ6章1~3節

今日は母の日です。アメリカのウエストバージニア州にある教会から始まりました。教会学校でジャービス夫人が「あなたの父と母を敬え」という言葉を子どもたちに語り、あなたはどうしますかと問いかけました。娘のアンナはその言葉を心に留めていました。母…

「神の喜ばれる者」マタイ18章1~5節

5月5日は子どもの日です。どの親も、子どもの成長を願わない者はいないと思います。成長し立派な大人になることを願っています。しかしイエス様はあえて、「向きを変えて子どもたちのようにならなければ、決して天の御国に入れません」と言われたのです。…

「いのちを与えるキリスト」ローマ6章23節

今日からまた「緊急事態宣言」が出されました。特に変異株のウイルス感染が増えています。気をつけなければなりません。このような中にあって、私たちは改めていのちの大切さ、そして、生きることの素晴らしさを認識する必要があります。 今日の聖書箇所には…

「聖霊の約束」ヨハネ14章15~21節

イエス様は、十字架にかかる前、最後の晩餐で弟子たちに大切な約束を与えられました。それはもう一人の助け主、聖霊を遣わされる約束でした。1,もう一人の助け主―御聖霊弟子たちはイエス様が共におられたとき何度も助けられました。ガリラヤ湖で嵐になり舟…

「キリストによる平和」エペソ2章11~16節

今、大阪ではコロナ感染が急速に増えています。このことで心配されている方も多いのではないかと思います。また私 もこれからどうなるだろうかと不安 に 感じる 者で す。 しかし私たちには絶対的な解決があります。パウロはそのことを私たちに告げ知らせて…

「キリストの復活に与る」Ⅰコリント15章42~49節

皆さん、イースターおめでとうございます。イエス様が死の中からよみがえられ、弟子たちにご自身を現されて今日に至るまで約2000年になりますが、復活の希望は私たちにとって生きる大きな力となります。1,キリストはからだを持ってよみがえられた キリ…

「新しい命」ヨハネ3章1~15節

私たちは「新しい」という言葉に魅力を感じます。以前使っていました中古の家電製品は、使用している途中から異音が鳴り、壊れてしまいすぐに処分しました。私たちの命も、ある意味同じ面があります。罪を持つ人間のありのままの命は、罪の影響でガタガタと…

「復活の勝利」Ⅰコリント15章50~58節

今日は召天者合同記念礼拝です。先に天に召された方々を偲び、さらに私たちに与えられている復活の信仰を みことば によって確信し、前進させていただきたいと願っています。1,血肉のからだは神の国を相続できない 私たちは今、肉体を持って生き生活してい…

「キリストにあって生きる」エペソ2章6~10節

教会と聞くと建物をイメージする人が多いと思いますが、聖書に出てくる教会は建物よりもキリストを信じる者の集まりであり、キリストのからだが教会であると言えます。 今日の聖書の箇所でカギになる言葉は「キリスト・イエスにあって」という言葉です。 クリ…

「生ける望み」Ⅰペテロ 1章3~5節

コロナ感染は続いていますが、大阪では緊急事態宣言が解除され、少しは希望が持てるようになってきたかと思います。 困難な状況にあっても希望が持てることは幸いです。この手紙は、小アジアに離散したクリスチャンたちを励ますためにペテロがローマから 送…

「信仰による救い」マルコ5章25~34節

今、私たちの最大の関心事は、新型コロナ感染のことではないかと思います。罹らないように気をつけることが大事ですが、ウイルスは肉眼では見えません。いつどのように罹るかはわからないものです。今年になってからはワクチン接種のことが出てきて、少しは…

「恵みによる救い」エペソ2章1~5節

キリスト教の救いは一言で言うならば、いのちが与えられると言うことです。しかしそのいのちは肉体のいのちではなく、永遠のいのちです。私たちがいくら立派な身体を持っていたとしても永遠にこの世で生きることはできません。やがて衰えて死んでしまうとき…

「キリストの愛を着る」コロサイ3章12~15節

今日2月14日はバレンタインデーです。愛の贈り物をすることは良いことです。コロサイは小アジア 今のトルコ共和国 エペソの東方にある町で、パウロの同労者エパフラスが伝道したところでパウロは牢獄から手紙を書き励ましました。コロサイ書は「教会の頭」で…

「愛によって働く信仰」ガラテヤ5章4~6節

私たちは、たとえそれが非常に良いこと正しいことであったとしても、もし強制されて行わせられたら嬉しくはないだろうと思います。 信仰の世界も同じであると思います。強制的にさせられたら、それは人を縛るもの不自由にしてしまうものとなります。何が本当…

「敬虔を修行する」Ⅰテモテ6章6節

正月には日本では大勢の人が初詣に出かけます。その後で大阪では「えべっさん」と呼ばれる商売繁盛の恵比寿祭りがあります。テモテが伝道していたエペソも五穀豊穣の女神アルテミスの神殿で栄えた町でした。 その中で伝道する。本当の豊かさは何かを、しっか…

「キリストの愛」Ⅰペテロ2章24節

キリスト教って、どんな宗教ですか?と聞かれれば「愛の宗教」と答えることができます。おそらくキリスト教から「愛」を取り去ったら何も残らないと思います。1,愛の創造 私自身も今生かされているのは、神の愛以外の何ものでもないと思います。パウロも「…

「全ての上に立つキリスト」エペソ1章20∼23節

パウロは偶像崇拝盛んな町エペソで大胆な伝道を行いました。使徒の働き19章には詳細が記されていますが、パウロの手ぬぐいや前掛けを触った人々が癒やされ、悪霊も恐れ主の御名は崇められ、救いの御言はますます広まり、エペソの町に主の教会が建ったので…

「新しい出発」Ⅱコリント5章14∼17節

年が改まりましたが、私たちも自分が新しくなればと願う者です。このところでパウロは私たちが新しくなることを語っています。1,古い生き方 コリントは港町であり貿易で栄えていました。おそらく教会の人たちも比較的裕福であったと思われます。それだけに…

「心を新しくする」ローマ12章1∼2節

明けましておめでとうございます。 2021年最初の主日礼拝です。クリスチャン生活において礼拝ほど大切なものはありません。言わば信仰の中心となるのが礼拝です。その大切なことを聖書の中から見ていきたいと思います。1,神に喜ばれる礼拝 1 節には明確に…