柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「信仰のささげもの」1ペテロ4章7-19節

2018年10月21日 秋の聖会


聖会礼拝メッセージ

宣教題『信仰のささげもの』 
聖書:1ペテロ4章7節〜19節


わたしたちキリスト者にとって、二つの大切なことがあります。それは信仰のささげものと、信仰のあかしです。
信仰のささげものとは、神に向かって示すわたしたちの姿勢です。
信仰のあかしとはわたしたちがこの世に向かって表明する、生きる姿勢です。
『信仰のささげもの』とは、献金の話ではなく、自分の生涯を神にささげることです。


1.万物の終わりが近づきました7節
新約聖書の中には、万物の終わりについて繰り返し語られています。
キリスト信仰とは、万物の終わりが来ることを堅く信じて生きていく信仰なのです。
 それはただ、古び、あるいは老い、あるいは朽ちていくことを認めるということではあ
りません。すべてのものが神の支配下にあって、完成に向かっているということを認め
ることです。この世界は、神の意志によって始められたのです。従って、神はその終わりも定めておられるのです。


2.祈りのために、心を整え、身を慎みなさい7節
神による終わりは完成であり、世界はこれを目標として造られていると知ったら、あらゆることに望みが湧いてきて、一切を神に委ねる祈りが出来るのではないでしょうか。


3.互いに仕え合いなさい10節
わたしたちはみな、神からの賜物を受けているのです。神からの賜物は、それをもって人を支配するのではなく、人から搾取するのでもなく、『互いに仕え合う』ためだと記されています。神の栄光のためにその生涯を用い、神の御計画の完成に奉仕する生涯こそ<信仰のささげもの>ということが出来るのです。
キリスト者にとって大切なことは、神に向かう姿勢として、神の前にひざまずき、この身と魂をおささげしますと、信仰を告白することです。


               岸本 望牧師(日本イエスキリスト教団引退牧師)