聖書は私たちに、主を待ち望む幸いを教えています。
1,主が待っておられる
クリスマスを楽しみに待ちますが、実は神様が私たちを待っておられるのです。
「すべて重荷を負って苦労している者はわたしのもとに来なさい」と救い主イエスは待って下さっています。さながら放蕩息子を待ち望む父親のようです。
「あわれみを与えようと立ち上がれる」とありますが、放蕩息子の父親は彼を待ちわび帰ってきたとき「子牛を屠って宴会をしようではないか」と大喜びしたのです。
2,祈りに答える主
神様は私たちの嘆き悲しみを聞いて下さる方で、「もうあなたは泣くことはない」と言われます。神様は「あなたの叫ぶ声に応え、…あなたに答えてくださる」と約束されているのです。
3,主が導いて下さる
「あなたを教える方」とはキリストのことであり、御聖霊のことです。
聖霊は私たちの心の内にあって「アバ父よ、」と励ましを与え、祈らせて下さり、私たちを助けて下さいます。
イザヤは「あなたの目はあなたを教える方を見続ける」と言いましたが、信仰の創始者であり完成者であるイエスから目を離さない(12:2)ことです。復活の主を仰ぎ見つつ進み行きましょう。
(宣教者:柏原教会牧師 西本耕一)