柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「御言葉を悟る人」マタイ13章18-23節

主イエス様は御言葉を聞いて悟る人がどのような人かを、四つの土地に落ちた種に例えて教えられました。悟るとは、理解するだけでなく、理解したことが行いに現れることです。私たちも主の御言葉を聞いて悟ることを求めましょう。


(1)御言葉に深く根ざす

御言葉を悟る人の第一の特徴は、御言葉がその人の心に深く根ざしていることです(23節)。良い畑にも日照りはありますが、そこに植えられた植物は、大地に深く根ざして栄養を吸収して成長することができます。
御言葉に信頼することが根ざすことだと言えます。神は、聖書の御言葉が信頼できるこをイエス様の十字架の死と復活で明らかにされました。御言葉に信頼する人になりましょう。


(2)御言葉によって判断する

御言葉を悟る人の第二の特徴は、御言葉によって判断することです。22節で、イエス様は茨を「世の思い煩いや富の誘惑(22節)」だと教えています。世は罪が溢れているこの時代と理解できます。
御言葉をとおして、私たちは誘惑や欲を判断して、それに勝利する力が与えられます。御言葉を素直に受け入れて祈るなら、正しい道を選ぶことができます。


(3)御言葉による多くの実を結ぶ

御言葉を悟る人は、御言葉による多くの実を結ぶことができます。23節で百倍、六十倍、三十倍の実を結ぶと教えられています。聖書が教えている愛やきよさや親切や喜びなどの実を結びます。奉仕や祈りや仕事など、生活の中で御言葉の実を結びます。また人を救いに導くことができます。主は御言葉を悟る人に、多くの実を結ばさせてくださいます。


      (宣教者: 北大阪教会牧師  山本敬夫師)