柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「イエスを主と告白する」ローマ10章9-13節

今ローマ10:9〜13には救いのエッセンスと言うべきものが記されています。


1,イエスの復活を信じる

聖書が私たちに言っている救いは、商売が繁盛したり、病気が治るだけのものではありません。もちろんそうしたこともありますが、一番大きなことは滅びから救われることです。自分の命を失ってしまっては何の得もありません。命ほど大切なものはないのです。
神様は私たちに永遠のいのちを与えてくださいます。そして、どんな困難をも乗り越えさせてくださり、問題の解決を与えてくださるのです。
その救いを得るためにはどうしたらよいのでしょうか。ほとんどの人は、良いことをする。まじめに生きる、一生懸命がんばると言ったりしますが、それでは救いは得られないのです。聖書は私たちに、ただ一つだけの条件を示しています。
それは、イエスを主と告白し、イエスの復活を信じることです。簡単なことです。しかし、これがなかなか口では言えないのです。私も経験があるのですが、イエスを主と告白することができない、イエスの復活を信じることができない。大変不思議なことです。
なぜできなかったのか、自分の思いがそうさせない。そんなこと告白しても無駄だ、変わらない。復活なんてまやかしだ、迷信だ。そうした思いが、素直に信じさせませんし、告白できないのです。
自分の力では信じられないのですが、助けてくださる方がおられます。それは牧師でしょうか、役員でしょうか。それは人ではありません。聖霊です。神様ご自身です。聖霊はもう一人の助け主です。聖霊は私たちが、イエス様を救い主であることを、信じることを助けてくださいます。そして、聖霊は私たちがイエスを主であると告白させてくださいます(?コリント)。


2,イエスに信頼する

そして、大事なことは死からよみがえられたイエスを信頼する、信じることです。「彼に信頼するものは、失望されることがない」と約束されています。それは、2700年も前にイザヤと言う人が預言し、成就しました。彼は救い主キリストの誕生を預言し、さらには彼を通して救われることを語りました。そのキリストは、2000年前にユダヤに生まれ、神の国が近づいたことを語り、病めるものを癒やし、悪霊を追い出し、死人を生き返らせたのです。彼こそが救い主でした。しかし、十字架にかけられ殺されました。
なぜ救い主は十字架で殺されなければならなかったのでしょうか。それは、人間の罪のためでした。人々は彼をねたみ、そして憎み、殺したのです。その思いは私たちのうちにあります。ねたみは人を殺してしまうのです。私たちのうちにある罪こそ恐ろしいものです。その罪は、十字架にしか赦すことはできないのです。
私たちの罪を身に負い、私たちのためにキリストは身代わりとなって死んでくださったのです。そのキリストが、死の中からよみがえられ、死に打ち勝って私たちの主となってくださったのです。ですから、このキリストを信じるものは死んでもよみがえるのです。そして、本当の人生の勝利者となるのです。私も、見てきました。たくさんの人生の勝利者があり、私はキリストを信じて良かった、感謝しますといつもその思いで心がいっぱいになるのです。


3,主の御名を呼び求める

私たちがすべきことはイエスの名を呼び求めることです。どんなときでもイエス様です。感謝の時も、イエス様感謝します。苦しいときもイエス様助けたください。主の名を呼ぶものは救われます。それは、ユダヤ人でもギリシャ人でも、聖書のことをよく知っている人も、知らない人もどんな人でもイエスの名を呼ぶものは誰でも救われるのです。簡単なことです。是非実践してください。必ず救われます。
人間で一番空高く飛んだのは、セルゲイ・ブブカと言う棒高跳びの選手です。
しかし、赤ちゃんでも彼よりも遙かに高く飛ぶことができます。それは、飛行機に乗ることです。簡単なことです。
エス様を信じましょう。イエス様にすべてをお任せし、口で告白するならあなたは救われるのです。


        (宣教者: 柏原教会牧師  西本耕一)