柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「キリストを伝える」ローマ10章11-15節

この章にはキリストを信じることの素晴らしさが語られています。そしてそれだけではなく、キリストの救いを伝えることの大切さが記されています。

1,失望しない

イエス・キリストを信じることの素晴らしさは、彼を信じるなら失望しないと言うことです。なぜ失望しないのか、第一のことはキリストの復活にあります。この世には素晴らしい人たちはたくさんいます。しかし、死に打ち勝って死の中からよみがえられたのはイエス・キリストしかおられません。
キリストはなぜ十字架に死んだのでしょうか。それは私たちの心にある罪を赦すためでした。私たちの罪を背負って、身代わりとなり死んで下さったのです。そのことを信じるなら、私たちは罪の裁き、永遠の滅び、地獄の苦しみから救われるのです。あなたにはその確信はあるでしょうか。自分の罪がわかるでしょうか。私たちは、自分の心の罪の解決が必要です。
そして、キリストはよみがえられました。死に打ち勝たれました。そして、私たちに永遠のいのちの保証を与えて下さったのです。


2,だれでも救われる

そして、イエス・キリストを自分の主と受け入れるならだれでも救われます。ユダヤ人であろうとギリシャ人であろうとどんな人でも救われるのです。そして、そのことが2000年前に起こりました。ユダヤギリシャ人の区別はなくなりました。イエス・キリストはすべての人の主となられ、どんな人にも等しく、神の恵みと希望を与えて下さるのです。確かに、世界は大変な中にあります。豊かな国と貧しい国、平和な国と戦いの中にある国、それでも死は平等に来ます。そして、その後私たちは永遠が定められるのです。天国に行くのか地獄に行くのか。しかし、そこに神様の約束があります。「主の御名を呼び求める者は、だれでも救われる」と言うことです。簡単なことです。イエス・キリストを信じて呼ぶなら救って下さるのです。

 
3,キリストを伝える

アフリカの奥地で、一人の黒人青年が救われました。彼は救いの喜びを多くの人に伝えていきました。ところが、彼は病気になりました。象皮病という病気で、足が腫れ皮膚は象のように固くなるのです。それでも彼はその病を押して、イエス様のことを伝えたのです。
彼の働きによって、多くの人が福音を聞き救われました。たとえ足は病に冒され、激しい激痛が襲っても、イエス様の十字架を仰ぎ、そして罪赦された喜びに心は輝いて、その救いを伝えたのです。わたしたちもまた、救われたことを喜び感謝して、困難があっても救いの喜びを伝える者とさせて頂きたいと思います。


(宣教者: 柏原教会牧師  西本耕一)