柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「さあ、来て、朝の食事をしなさい」ヨハネ17:20-26,21:1-14

「さあ来て、朝の食事をしなさい」

        聖書の言葉(本文そのまま)をお味わいください。

       ヨハネ福音書21:1〜14

21:1 この後、イエスはテベリヤの湖畔で、もう一度ご自分を弟子たちに現された。その現された次第はこうであった。
21:2 シモン・ペテロ、デドモと呼ばれるトマス、ガリラヤのカナのナタナエル、ゼベダイの子たち、ほかにふたりの弟子がいっしょにいた。
21:3 シモン・ペテロが彼らに言った。「私は漁に行く。」彼らは言った。「私たちもいっしょに行きましょう。」彼らは出かけて、小舟に乗り込んだ。しかし、その夜は何もとれなかった。
21:4 夜が明けそめたとき、イエスは岸べに立たれた。けれども弟子たちには、それがイエスであることがわからなかった。
21:5 イエスは彼らに言われた。「子どもたちよ。食べる物がありませんね。」彼らは答えた。「はい。ありません。」
21:6 イエスは彼らに言われた。「舟の右側に網をおろしなさい。そうすれば、とれます。」そこで、彼らは網をおろした。すると、おびただしい魚のために、網を引き上げることができなかった。
21:7 そこで、イエスの愛されたあの弟子がペテロに言った。「主です。」すると、シモン・ペテロは、主であると聞いて、裸だったので、上着をまとって、湖に飛び込んだ。
21:8 しかし、ほかの弟子たちは、魚の満ちたその網を引いて、小舟でやって来た。陸地から遠くなく、百メートル足らずの距離だったからである。
21:9 こうして彼らが陸地に上がったとき、そこに炭火とその上に載せた魚と、パンがあるのを見た。
21:10 イエスは彼らに言われた。「あなたがたの今とった魚を幾匹か持って来なさい。」
21:11 シモン・ペテロは舟に上がって、網を陸地に引き上げた。それは百五十三匹の大きな魚でいっぱいであった。それほど多かったけれども、網は破れなかった。
21:12 イエスは彼らに言われた。「さあ来て、朝の食事をしなさい。」弟子たちは主であることを知っていたので、だれも「あなたはどなたですか」とあえて尋ねる者はいなかった。
21:13 イエスは来て、パンを取り、彼らにお与えになった。また、魚も同じようにされた。
21:14 イエスが、死人の中からよみがえってから、弟子たちにご自分を現されたのは、すでにこれで三度目である。


■主イエスは、十字架に架けられ殺されました。人目には目的を潰された、残酷な敗北に見えます。が、真実は、神殺しを誇る人間の運命:死と滅び、虚無を、意志して一身に担い十字架に架けて滅ぼす、神の愛、命の働き、即ち、贖いです。その究極的勝利を実証して、主イエスは復活されました。全被造物の営みを完結し、永遠の御国、その朝を導き開き、其処に私たちを生きさせる神の子救い主です。その愛で惹きつけ、人々への愛の奉仕を喜ばせなさいます。そう言う御自身を、人々に、顕し続けておられます。「さあ来て、朝の食事をしなさい」と。 ■キリスト教は、このお方、その復活・命・愛の支配、への信仰です、献身です。この方を熱く愛し、憧れます。■これが人生の救いです。祝福です。

         (宣教者: 千里聖三一教会牧師  森 大 師)