柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「屋根が落ちるときに」マルコ1章1-12節

マルコの福音書は、すばらしいストーリーです。そして世界中で、このようなすばらしい出来事が今も起こっているのです。
特に12節に注目してください。この12節が、私の祈りであり、グラハムフェスティバルの祈りであり、あなたの祈りであるのです。これは、人々が神をあがめ、驚いているところです。人々は、こんなことは見たことが無い、と言っています。神を信じるはずがないと決め付けていた私の友人でさえもイエス様を信じたのです。どのようにこのようなことが起こるのでしょうか。どのように準備すればよいのでしょう。
それは祈ることです。
神様は完全な方ですので、想像を超えた、考えもつかないこと、大いなることをなさせてくだいます。そして、神様は、計画を遂げるために、すべての人々に加わってほしいと思っています。フェスティバルも神様の御計画です。それが終わった後、こんなことは見たことが無い、と言えることを期待しましょう。
マルコ2章でそれはおきました。
小さな町のカペナウムの小さな家でイエス様はみことばをお教えになっていました。人々が集まっていましたので、イエス様がおられるのを誰かがふれまわったのでしょう。宣伝です。これは私たちにもできます。イエス様が来られることを見逃さないように、イベントのことを大阪城ホールでおこることを宣伝するのです。
4人の人が登場します。そして彼らはこう話し合ったでしょう。「私たちの友人も連れて行こうではないか。」中風の人は(いやいやだったかもしれません)4人の友人に床ごとイエス様の元に連れて行かれました。この役目も私たちに与えられています。フェスティバルに連れて行きたい人の名前をあげて祈ってください。その人と少しでも関係が深められますよう時間を使ってください。
彼らは家に入れませんでした。そこで、屋根に上がって、屋根に穴を開けはじめたのです。そのとき、イエス様はどうしていたでしょう。私は、きっとイエス様は笑っていたに違いない、と思うのです。「信仰無しに神を喜ばせることはできない」とヘブル書にありますが、「この4人はするべきことをしている神の子だ」とイエス様の目には移っていたに違いありません。天井から床を吊り下げるためのロープもあります。準備万端でした。そして3節「イエスは彼らの信仰を見て」とあります。ここを見逃してはいけません。神様は御計画してくださっています。私達は、その計画どおり、友人を連れてくるのです。神様が信じさせてくださいます。信じられないことがおこるのです。それがからし種程の小さな信仰であっても、神様は微笑むのです。
 中風の人は「あなたの罪は許された」と病も内側からも癒されました。周りの人々はそれを見る必要があった。「あなたの罪は許された」と内側をも癒され、天国に行っても完全な体を与えてくださるのです。これが福音です。中風の人はそれから全く変えられたに違いありません。
 私たちの罪をゆるすために、イエス様は来られ、私たちの身代わりに十字架にかけられました。私達は、祈りの中で、神様に求め、罪を認め、信仰をもって、イエス様を迎えなければなりません。ここから新しい命を受けて歩き出すのです。
 それでは御一緒に祈りましょう。


                 (宣教者:ボブ・ケンディック博士)