聖書には「夕暮れになっても光がある」
(ゼカリヤ14:7) と、生きる希望があります。
1,私たちは土の器である
私たちは「土の器」です。それは高価ではない、すぐに捨てられるような器です。
しかしクリスチャンは、土の器でも心の中にキリストという「宝」があります。
この宝は「測り知れない力」です。
①苦しめられても窮しない。
②途方に暮れても行き詰まらない。
③迫害されるけど見捨てられない。
④倒されるけど滅びない。
その力が私たちの心に与えられるのです。
2,イエスの死と復活のいのち
心に宝を持つ秘訣は「イエスの死を身に帯び、イエスのいのちが私たちの身に現れる」ことです。パウロは「私はキリストとともに十字架に付けられた。生きているのはもはや私ではない。キリストが私の内に生きておられるのである」(ガラテヤ2:19、20) と証ししました。聖霊によって、私たちにもこの確信は与えられます。
3,神の栄光が現される
コリントの教会には分裂の危機がありました(Ⅰコリント1:10)。各々自己中心の状態でしたが、パウロは「全能の神はコリントの人たちも一緒に御前に立たせて下さる」と確信しました。そしてパウロの手紙を読んでコリントの人たちも悔い改め、主の御前に立ち、神様の大いなる祝福に与ることができたのです。
(宣教者:柏原教会牧師 西本耕一)