柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「神の御力」 コリント人への手紙 第二 4章7∼15節

 聖書には「夕暮れになっても光がある」
(ゼカリヤ14:7) と、生きる希望があります。

 

1,私たちは土の器である

 私たちは「土の器」です。それは高価ではない、すぐに捨てられるような器です。
しかしクリスチャンは、土の器でも心の中にキリストという「宝」があります。

 この宝は「測り知れない力」です。

①苦しめられても窮しない。

②途方に暮れても行き詰まらない。

③迫害されるけど見捨てられない。

④倒されるけど滅びない。

その力が私たちの心に与えられるのです。


2,イエスの死と復活のいのち

 心に宝を持つ秘訣は「イエスの死を身に帯び、イエスのいのちが私たちの身に現れる」ことです。パウロは「私はキリストとともに十字架に付けられた。生きているのはもはや私ではない。キリストが私の内に生きておられるのである」(ガラテヤ2:19、20) と証ししました。聖霊によって、私たちにもこの確信は与えられます。


3,神の栄光が現される

 コリントの教会には分裂の危機がありました(Ⅰコリント1:10)。各々自己中心の状態でしたが、パウロは「全能の神はコリントの人たちも一緒に御前に立たせて下さる」と確信しました。そしてパウロの手紙を読んでコリントの人たちも悔い改め、主の御前に立ち、神様の大いなる祝福に与ることができたのです。

 

 

(宣教者:柏原教会牧師 西本耕一)