私たちは災害に備えると共に、心も整えたいと思います。
1,神の守り
この詩篇はエルサレムがアッシリア軍18万5千の兵に取り囲まれたときを歌ったと言われます。ヒゼキヤ王は衣を裂き粗布をかぶり神殿で祈りました。イザヤにも、とりなしの祈りを依頼しました。その結果18万5千の大軍は一夜にして主の使いによって滅ぼされアッシリアの王は自国で殺されたのです。
「神はわれらの避け所、苦しむときそこにある強き助け」とある通り、守ってくださる方です。「それゆえ われらは恐れない」という確信の言葉が、私たちの心の内から湧き上がってくるのです。
2,揺るぎない平安と喜び
4節に「川」と「神の都」と言葉が続きます。エゼキエル書47章を思い起こさせられます。しかもこの川が流れるところどこででも、あらゆる生物は生き、その川に入ると、すべてのものが生きると預言されています。
それはまさに、いのちの水の川であり、聖霊の大河といわれるものです。
しかも「万軍の主はわれらとともにおられる。」「神はわれらの砦である」と約束があります。このことを信じて、平安と喜びを心に与えていただき、将来に備えるものとさせて頂きましょう。
(宣教者:柏原教会牧師 西本耕一)