柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「主に感謝」詩篇105編1節

聖書の中に、「主」という言葉が良く出てきます。聖書の「主」とは特別な意味があります。一つは、創造主、創り主という意味があります。聖書の神は天地創造の主です。万物を造られた方です。
先週、日本で初めてのジェット旅客機のニュースを見ました。知っておられる方も多いと思います。国産の旅客機は50年ぶりだそうです。私たちはあの飛行機よりも早いものに乗っています。ご存じでしょうか。それは地球です。時速10万キロで動いています。そんな実感はあるでしょうか。なぜそんな早いものに乗って落ちないのか。また、地球の裏側にいる人たちもなぜ落ちないのか。万有引力が働いているからです。それは、ニュートンと言う人が発見しました。
彼は科学者でしたが、熱心なクリスチャンです。科学と信仰は相反しません。ニュートン万有引力の発見について、私は真理の大海原の前にある砂浜の一粒の砂を拾ったにすぎないと語ったそうです。彼は、神を畏れ敬う人でした。
もう一つの意味は、救い主という意味があります。おそらく、聖書全体を読むなら、この真の神様は私たちを救って下さる救い主であると言うことがよくわかると思います。
特にここでは、アブラハム、イサク、ヤコブと言った名前が出てきます。彼らは、神様によって救われた人たちです。ヨセフやモーセといった名前も出てきます。彼らは立派な人たちですが、聖書を読むと失敗しています。モーセも人殺しでした。荒野に逃げました。しかし、神様は彼を愛され、イスラエルリーダーとされました。
真の神様は、私たちを愛し、赦し、そして変えることの出来る神様です。私たちは自分で自分を変えることは出来ませんが。神様には出来るのです。新しい生き方が出来ます。それは、信仰によって生きるという生き方です。私たちは、信じられなかったものが、信じられるようになるのです。それは、素晴らしいことです。
「主に感謝して」とありますが、主である神様に感謝を献げることが出来るようになるのです。素晴らしいことです。そしてその主とはイエス・キリストのことです。
イエス・キリストは私たちのすべての悩み苦しみを十字架で負ってくださいました。すべての罪・咎は十字架で赦されているのです。それを信じるなら、私たちの心は軽くなります。そして喜びに満たされるのです。
 
私たちの人生もさらに喜びと希望に満ちあふれるものとさせて頂きましょう。


          (宣教者: 柏原教会牧師  西本耕一)