柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「御言葉に活かされる」詩篇1篇1-3節

9月14日今日は敬老祝福礼拝です。高齢の方を敬うことは大切です。また、神様は高齢の方を豊かに祝福して下さいます。その祝福の秘訣がこの聖書に書かれています。


1,この世のものに流されない

1節には、「歩まず、立たず、座に着かなかった」と三つの動詞が出てきます。行動を表す言葉です。この世のものと調子を合わせて歩かない、この世の生き方に立たない、この世の安楽に身を置かない、それが幸いな生き方です。それを逆に言うなら、神とともに歩み、神の道に立ち、かみを崇める座に着くと言うことです。簡単に言うとキリスト教信仰十字架の信仰に生きるということです。それが幸いであり、永遠の喜びとなります。


2,主の教えを口ずさむ

そして、次に大切なことは、主の教え―聖書の言葉を口ずさむことです。毎日口に出して言ってみることです。簡単です。誰でもできます。しかし、ほとんどやっていない人が多いのかもしれません。キリスト教信仰ほど簡単なものはないと思います。なぜなら、信仰の極意は、すべてを神様にお任せすること委ねることです。もっと簡単に言えば、神様に丸投げすることです。それが信仰の極意です。
そのためには、主の教え―聖書の言葉を口ずさまなければなりません。そうしなければ、神様にお任せするという信仰は心に出てこないのです。しかし、昼も夜も絶えずくちずさむなら、この神様に信頼してお任せしようという心が出てきます。それが信仰なのです。そしえ、それを口ずさむなら何と聖書のことばは喜びとなり、自然にまた口ずさむ様になります。それが、神様の祝福の第二番目になるのです。


3,時が来ると実がなる

そして、もう一つのことは「神様の時が来る」と言うことです。時間が必要です。実というものはすぐにはなりません。春に種をまいて、秋に収穫を得るというように時間がかかります。もっとかかる場合もあります。「桃栗三年柿八年」ということわざもあるくらいです。
私たちには、待つという信仰が必要なのです。この世のものから離れて、そして、神の御言葉に心が満たされ、そして時間をかけるなら、実がなると聖書は、神様はわたしたちにはっきりと約束しているのです。しかも、「その葉は枯れない」全然枯れないのです。
私たちが神様から祝福、すなわち永遠の幸いを受ける秘訣は何か、この世のものに流されない、主の教えを口ずさむ、そして必ず時が来る―待つ、と言うことです。お祈りしましょう。


  (宣教者: 柏原教会牧師  西本耕一)