新年聖会礼拝「主の臨在のサンドイッチ」
イザヤ52章7-12節
宣教者:村上 宣道 師
神様の恵みによって、新しい年をあゆまさせていただいているが、どのような事が待ち受けているのか、不安を覚えることもある。その中で、確実に言えることは、私たちには神様がともにおられるということである。
イザヤ52:11,12には、約束と条件が記されている。
(1)前に進む主(先行的恩寵)
主は恵みを用意して下さっている。神様が前に進むということは、「私達が存在するずっと前から、御心のうちに歩む事ができるよう、すでに導いてくださっている」ということである。(出エジプト13:21)たとえ困難があっても、それでさえチャンスとしてくださるのである。
(2)しんがりとなられる主
(出エジプト14:19)神様は、わたし達のの弱さを知っておられ、疲れて立ち止まってしまう人をフォローする。「しんがり」という言葉は、後始末という意味も含まれる。(キリストの受難を言い表しているように思われる。)なおも私達を、主の器を担うものとして、生かし続け、きよめ続け、支え続けてくださっているのである。
神様は、きよく保ち、神様を証しし、のべ伝える者の前に行き、しんがりとなってくださるのである。私達は、怖気づかず主の御用をまっとうさせていただきたい。自分でするのではなく、主が前に後ろにおられる事を信じ、この一年歩むものとされたい。