キリストを伝えるために、神様は様々な人を用いられます。
1,パウロの同労者
マルコはパウロと一緒に伝道していましたが、途中でマルコは帰ってしまいました。パウロはそのマルコに憤慨し別れ、後に、マルコはペテロと共に伝道しました。しかしその弱いマルコをも神様は用いられたのです。
やがてパウロはマルコもまた神の国のために働いている同労者であると認めました。
主はマルコをパウロの慰めとなる素晴らしい働き人に造り変えられたのです。
2,祈りに励む
エパフラスはパウロの伝道によって救われた人です。彼はコロサイの人たちの為に祈りました。
①神の御心― キリストの十字架による罪の赦しを確信すること。
②成熟した者となる。成熟― 十字架による自我の磔殺、キリストの内住。
エパフラスはコロサイの人々がその通りになるように熱心に祈る人だったのです
3,困難にまさる神の恵み
老齢の身のパウロは、この手紙を牢獄の中で代筆してもらいました。そして最後に、自ら筆を取り、あいさつを記したのです。
コロサイの人たちを愛し労を惜しまないパウロの信仰、神様の恵みで満ちあふれている彼の心を見ることができます。
彼は自分の境遇を憂えるどころか、コロサイの人たちに祝福を祈りました。私たちもまたそのように祈る者とさせて頂きましょう。
(宣教者:柏原教会牧師 西本耕一)