柏原教会 今週の礼拝メッセージ(要旨)

日本イエス・キリスト教団 柏原教会の礼拝メッセージ要旨

「主のすばらしさ」詩篇34篇6-9節

私たちはこの世に於いてさまざまな困難を経験しますが、何よりも救い主イエス・キリストを信じることが出来るのは幸いです。なぜなら、イエス・キリストは私たちを救うことの出来る方です。


1,祈りを聞かれる

この詩篇ダビデが詠んだと言われています。彼もまた、困難を味わった人です。サウル王にねたまれ果ては命を狙われて、異邦人の地にまで落ち延びました。そしていのちを守るために、気が狂ったような振る舞いをもしなければなりませんでした。 そんな中にも彼の救いの綱は何であったかと言うと、祈りでした。苦しみや悲しみの中でも、彼は神様に祈りました。「この悩む者が呼ばわったとき、主は聞かれた」とその喜びをダビデは感じました。
私たちも神様に祈り求め聞いて下さったと確信が与えられる、これほど確かなものはありません。その応答が与えられるとき、私たちの苦しみの心は癒やされ、苦しみの縄目から解放されるのです。私たちも心の自由を得るために、まず神様に祈りましょう。


2,神の救い

神様の救いは時として、私たちの肉眼では見えません。そのことが7節に出てきます。これは第二列王6章のことと思われます。預言者エリシャが何と大軍に取り囲まれ、一緒にいた若者は恐れおののいたのですが、エリシャは主に祈ったとき若者の目は開かれ、何と火の馬と戦車がさらに山を取り巻いている驚くべき姿を見せられ、彼らは救われたのです(?列王6:17)。
私たちも困難に取り囲まれるとき、私たちには神の助け救いがあることを知らなければなりません。絶体絶命の時、私たちには神の救いの手があるのです。


3,救い主を信じる

私たちは自分の人生と思っていますが、そうではありません。神様によって造られ、いのちが与えられているのです。私たちには生きる目的があります。それは主を誉め讃えることです。主を恐れるとは怖がることではありません。むしろ畏敬の念をもって神様をあがめることです。礼拝することです。そのことを何よりも神様は私たちに対して願っておられるのです。弱さを覚えるときこそ、主により頼み信じることです。そのことを通して主のすばらしさを味わい知るのです。
私たちも、真の救い主をあがめ、信じるときに私たちに喜びを、いのちをイエス・キリストは与えて下さるのです。


             (宣教者: 柏原教会牧師  西本耕一)